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マハロ船長の航海日誌2

諸事多忙につき・・・出航せず

2023/5/25
諸磯のヨット泊地に行きましたが、本日は整備に専念する日とします。
セーリングしていると何もできませんが、「こうしたい、ああしたい。」という考えだけは次第に溜まってしまうものなので、時々は整備に専念する日が必要なんですよね。

懸案の2GMエンジンの低回転時の振動について山下BSに相談しましたが、結論としてブルンッブルンッと振動の大きくなりがちな低回転時にハルに振動の伝わる現象はバンドフェットの宿命としか言いようがないようです。対策としてはアイドリング時の回転数を少し上げる方法があるとのこと。そう言われてみると整備前のエンジンのアイドリング回転数はもっと高かった気がします。今度チェックしてみるつもりです(また仕事が増えた(笑))。

トランサムにぶら下げたフェンダーは、テンダーが当たってハルを傷つけるのを防ぐためだったのですが、たいして効果がない気がするのと、見栄えが悪いので、一つだけに減らしました。
        


珍しく両側のヨットがいないので、写真を撮ってみました。
3枚目の写真はパノラマ撮影なのですが、なんか変ですね(笑)




ところでポート側のヨットは岡崎造船のOKAZAKI30C。実はこの艇が欲しいと思ったことがあるのですが、岡崎造船のS氏に聞いたらメス型が古くなったのでもう作ってないとのこと。設計者の林賢之輔氏の著書『あのころ』には、簡易メス型の寿命で6隻建造されて打ち止めとなったと書いてありました。そして「この艇は109番目の私のブレインチャイルド(設計したもの)で、結果的に"最後の子供"となった。」とも書いてありました。



バンドフェットではまだスピンネーカーを揚げたことがないのですが、スピンネーカーの取り扱いで難しいのが”降ろす時”だと感じていて、スピンネーカーソックス(スピンネーカースリーブ)が欲しかったのです。
とはいえ限りある資本から、余計なモノは買えません。・・・ということで、毎度のことですが、余り物生地でDIYすることに。・・・

しかし、スピンソックスで難しいのはソックスを"たくしあげる"操作。
一方で"引き降ろす"操作は比較的簡単。たんにロープを下に引けば良いのです。

ということでDIYスピンネーカーソックスは、引き降ろす専用ソックスにします。

だから、スピンネーカーを揚げるときは予めソックスをピークのほうにたくしあげておいて仮留めし、一気に揚げる(ホイスト)つもりです。
思惑どおりにうまくいくかなあ?


あと、コックピットロッカーの邪魔なフックを取り外し、ワンポイントリーフ用のロープの取り回し。等々の諸作業をしました。


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コメント一覧

マハロパパ
行燈入道さん
今回作ろうとしているモノは「あったら便利かもしれない。」というモノなのですが、買うとなるとン10万もするので、DIYで対応します。多分、ひとシーズンに数回使うか使わないか?なので、これで十分なのです(笑)
andon116
色々作業していると時間を忘れてしまいますよね。
手の掛かる子供程カワイイとも申します。
ヨットの専門用語は判りませんが、DIYで造ってしまう
パパさんの器用さには頭が下がります。
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