遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

古面38 アフリカ・ダン族仮面

2024年01月31日 | 古面

今回も、アフリカの木彫仮面です。

 

幅20.8㎝x 長31.7㎝ x 高11.0㎝。重 601g。アフリカ・コートジボワール。20世紀。

これまで紹介してきたアフリカの面より、一回り大型です。

ダン族は、西アフリカ、コートジボワールに住み、ダン語を話す部族で、彼らの仮面は、アフリカを代表する木彫の一つです。

素朴な彫りに、黒一色塗り。

これ以上シンプルな面はないでしょう。

モジリアー二も影響を受けたといいます。

飽きが来ない面ですね(^.^)


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4 コメント

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Unknown (ぽぽ)
2024-01-31 12:35:39
遅生さんへ
今回のお面はなんだかかわいく感じます(^^)
アフリカのお面は儀式とかで使われたものとのことなので宗教的な側面が強いと思うのですが、多様性にびっくりしました。
宗教的ゆえですかね??
アフリカの方々インスピレーションや人のうちにある思いが形になっていると思うとおもしろいですね!
自分の世界感も広がるような気がします。
気のせいかもですが笑
ぽぽさんへ (遅生)
2024-01-31 14:56:24
アフリカの仮面は、実に多彩です。
まず、部族ごとに特徴があるようです。
一種のアイデンティティなのでしょう。
それから、儀式と言ってもいろいろなものがありますから、それに従って、仮面も多様化するのだと思います。
今回の仮面は成人儀礼用でしょうか。

東洋系とは根本的に異なっています。ユーモアも感じますね。
遅生さんへ (Dr.K)
2024-02-09 19:13:16
「シンプル イズ ベスト!」というところですね(^_^)
これは、成人儀礼用だったのですか。
そう言われればそうかなと納得できるものがありますね。
まだ何にも汚されていない成人そのものの姿(顔)を現わしているようにも感じますものね。
Dr.Kさんへ (遅生)
2024-02-09 19:28:57
一見してアフリカの仮面とわかりますね。
こんな面ばかりだとブログも楽です。
でも実際は、そうでない物がほとんどなんで、特定に四苦八苦します(^^;
この面がわかりやすいのは、自分たちの顔をそのまま彫ったかのようだからですね。多少デフォルメしていますが、精霊などの要素は皆無です。
ならば、わざわざ面にする必要もないと思うのですが、男女、年齢などによっていくつかのパターンに分かれているのかも知れません。

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