エミリー・カー(1871-1945)・・
ブリティッシュコロンビアとアラスカの自然と風景、
そして先住民の文化に最も大きく影響を受けた女流画家。
彼女の生家が、ヴィクトリアに保存されています。
エミリー・カー博物館として、また彼女の生前の意志により、
若い画家たちのギャラリーとして一般に公開されています。
彼女がここで暮らしていた様子は、
いまも当時の姿そのままに、大切に守られ展示されています。
生家に飾られた彼女の絵には、
先住民への彼女の思いの深さが込められています。
イギリス的な厳格な家庭に生まれたエミリー・カー・・
しかし、性格は幼い頃から破天荒で、
5人姉妹の中でも一人だけ型破りな性格だったそうです。
私たちが撮影に訪れた2007年、
エミリー・カーの生家の庭で、7年に一度だけ開花するという
不思議な周期の百合の花が咲いていました。
エミリー・カーが最後にこの百合を目にしてから
9回目の開花となるのでしょうか・・
百合の花は、
自然をこよなく愛したエミリー・カーの化身のように思えました。
jfk-world
その花を見ることができたのは ステキです。