四天王寺には四つの霊石があります。
石鳥居 のすぐ近く ・・・
引導石 ・・・
人々を悟りの世界へ導く霊石です。
灯篭には、
聖徳太子 ・・・
寺伝によると、かつて葬送に際しては
この石の傍に棺を置き、
北引導鐘堂 (黄鐘楼)
の鐘を三度鳴らすと聖徳太子が現れ、
(引導鐘堂)
死者は浄土へと導かれたとか。
極楽門から石鳥居に続く
境内の西の外れにある引導石 ・・・
注: 石鳥居は極楽浄土の東門
古代、ここから先は海であり、
浄土へといざなわれるには
最良の場所だったといえるでしょう。
注: 極楽門と石鳥居は真西に一直線。
彼岸の時には落日が拝める。
二つ目の霊石は、
中心伽藍 金堂の前 ・・・
転法輪石 (てんぽうりんせき)
(四天王寺 極楽門の転法輪)
転法輪は、お釈迦様の教えが
あまねく広がることを願う法具 ・・・
インドの国旗にも描かれています。
現在見ることができる転法輪石は
新しくつくられたものですが、
元の転法輪石は
この下に埋め込まれているそうです。
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