もちろん世界遺産に登録されている 「エカテリーナ宮殿」 ・・
それは、歴代の皇帝の 「想い」 が凝縮された建物です。
ゲストを迎えるための 「階段の間」 は、
何度も改築が繰り返されています。
それは、内装の改築だけではなく、
建物の中での 「階段の間」 のある場所まで、
皇帝の意思によって変えられてきました。
有名な 「緑柱の間」 と 「赤柱の間」 ・・
「エカテリーナ宮殿」 の建設を最初に命じた
第 6代皇帝 = エリザベータの趣味でつくられた部屋です。
第 8代皇帝 = エカテリーナ2世は、
このふたつの部屋をパーティションで仕切り、
タイルのストーブが印象的な 「緑柱の間」 を、
銀や陶器の食器を並べる部屋として使っていたようです。
公式ウェブサイトによると、
「エカテリーナ宮殿」 は、1748年に建設がはじまり、
1863年までそれぞれの皇帝のお気に入りの建築家が
増改築を繰り返してきたと記されています。
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