![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/2e/ea3b1096dc5b20e5599b6b5f90b6e737.jpg)
奈良ホテルの宿泊客専用スペース
桜の間 ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/11/233e1149ad380235863e1a500c8c341b.jpg)
ここに古いピアノ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/73/7700939e141000008cb8bbb89a30b6c7.jpg)
大正11年12月、奈良ホテルに2泊した
アインシュタインは、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/7b/20d3d74d3164e6f42358cf37d9348d36.jpg)
このピアノを弾いたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/05/091cb98431860b58cc8e56b4ae28007e.jpg)
戦後、ピアノはGHQによる
接収前にホテルから持ち出され、
創業100周年の2009年、
約60年ぶりにここに戻ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d7/cdbae88be88358fadb95ac03b5faeedf.jpg)
そんな史実が
ていねいに記されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/14/0e8ee9b5a58cc8e57fe504334f7c9cf3.jpg)
こちらは、天皇陛下の即位を祝う
『平成の大時計』
平成2年12月
天皇陛下、皇后陛下ご来館の際、
皇后様は15分ごとに流れるメロディに
何度も耳を傾けられたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c7/c686805ce32428ae3d985a394f4876ec.jpg)
メイン階段の踊り場 ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a8/f71af5087adc68ae5cd34576052bd683.jpg)
この銅鑼は、昭和20年まで、
ゲストに食事時を知らせるために
鳴らされました。
また、戦時中は空襲警報の役割も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/69/86ddc2d054d90f7c66f555f3f1e707c0.jpg)
防火用水 ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/75/f96d3d5d59cd1b7112553e6e4bcfc6c9.jpg)
非常時にドアを叩き割る鶴嘴 ・・・
どちらもシンボルですが、
往時を偲ばせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/96/d5d3a62f8c7643572f8055a8581755b1.jpg)
ちなみに、東京都では条例により
鶴嘴は凶器と見做され、
こういった展示はできないらしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f4/65f08643b7b5264d7e785e88d2a7b548.jpg)
これは、創業当時のドア部品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e5/8a1c5034091fbe931533df79175e1f9e.jpg)
大正2年のランチメニュー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/bc/611020048108804242ef24b499b82ee1.jpg)
昭和3年のディナーメニュー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/84/3f592f090e31a5b927f9618747b5ee5e.jpg)
昭和6年、朝食は1円50銭。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/43/a31772e8ff17157153f0313c79be4ae4.jpg)
昭和58年、ゲストとなった
オードリー・ヘプバーン は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/59/7afef3f40aefca9e3e22239a26181559.jpg)
ロビーの照明をシャンデリアと呼び、
とても気に入った様子だったと
伝えられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/32/e4845d0b0706a3f85fa25718b0c8a728.jpg)
ひと時ひと時、
そして、ひとつひとつのものに
思い出が宿っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6a/fdd42d574ea584ff4c1e1779532de127.jpg)
奈良ホテルは、
それらを大切に守っています。
加藤和彦
♪あの素晴らしい愛をもう一度♪
今日は晴れて良い日だ。
こんな日に消えられるなんて
素敵ではないか。
私のやってきた音楽なんて
ちっぽけなものだった。
世の中は音楽なんて
必要としてないし。
私にも今は必要もない。
創りたくもなくなってしまった。
死にたいというより、
むしろ生きていたくない。
生きる場所がない、
と言う思いが私に決断をさせた。
どうか、
お願いだから騒がないで頂きたいし、
詮索もしないで欲しい。
ただ消えたいだけなのだから。
2009年、彼はこんな遺書を認め、
旅立ちました。
最近、彼の心情が分かります。
JFK-World
加藤和彦の遺書、初めて読みました。
安井かずみと一世を風靡した彼が
まさか自ら命を絶つとはね…
ていねいに年輪を重ねた古いものは威張っていいと思います。
加藤和彦も威張れる人だったのに、残念ですね。