Hotel 1829
ガバメント ヒルに建つノスタルジーあふれるホテルです。
（11月 19日のブログ参照 ）
この建物にはおもしろい逸話が残されています。
建物は、フランス人の貿易商
Alexander Lavalette アレキサンドル・ラベラッテ氏の邸宅でした。
一説によると、ラベラッテ氏は元は海賊だったそうです。
ラベラッテ氏は、本国フランス パリの女性に熱烈な恋をしました。
そして、彼女のために建てたのがこの建物です。
贅を凝らした建物 ・・
建設にはおよそ 10年を要し、完成したのが 1829年です。
建物の完成を機に、
ラベラッテ氏は彼女をセント トーマス島へ呼び寄せます。
しかし、あいにくそのとき、猛烈な暑さや蚊の集団発生 ・・
さらにはハリケーンが襲うという不運なアクシデントが重なりました。
彼女はそんな状況に耐え切れず、
早々にパリに戻ってしまいました。
それから時は流れ、1906年、建物はホテルとして蘇ります。
記念すべき年にちなんで 『Hotel 1829 』 と名づけられました。
客室はわずか 14 ・・
そして、港を望むレストラン ・・
植民地時代にタイム スリップ出来るホテルです。
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