Antibes
アンティーブ
ニースとカンヌの間に位置する小さな街です。
コート ダジュールの中では静かな印象です。
(3月 30日のブログ参照 )
街の歴史は古く、紀元前 5世紀頃のギリシャ支配を経て、
紀元前 1世紀ごろにはローマ帝国の港町として栄えました。
その後、地中海に面した多くの街がそうであるように、
アンティーブもまた、
様々な民族による支配が繰り返されてきました。
15世紀、ルイ 11世の時代にフランスの統治下に置かれ、
今日に至っています。
細い路地の向こうに見えるのは、
11世紀に建てられたカトリック教会です。
建物は何度も改築されていますが、
街の長い歴史を象徴する建物です。
ほとんどが近年 (主に 19世紀 ) に改築された建物ですが、
どこか中世の香りが残る街並みです。
家々は窓辺を飾り、
それが独特の雰囲気を醸し出しています。
派手さはないですが何故か魅かれる街です。
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