JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

聖書のメッセージ

2012年04月08日 | ヨーロッパ

作品名 『律法の石版を受け取るモーゼ 』

マルク・シャガール国立美術館に展示されているのは、
ほとんどが1960年から1966年に描かれた作品です。
そして、そのほとんどが 「聖書のメッセージ 」 です。
(4月7日のブログ参照 )



『アブラハムと三天使 』

シャガールは、多くの作品をフランスに寄贈しました。



『モーゼと燃える茨 』

そうして生まれたこの美術館 ・・



『イサクの犠牲 』

シャガールは、この美術館を 『家 』 と呼びました。



『ヤコブと天使の闘い 』

1973年7月7日、当美術館の落成式に際し、

『人々が平和、精神性、信仰心、人生の意味を見出せるように、
これらの作品をこの家に置いていきたい 』

と語っています。



『楽園を追放されるアダムとイブ 』

『聖書は自然の共鳴の如くであり、
私はその秘密を伝達しようとしたのです 』



『ヤコブの夢 』

『私の生まれ変わりの土地であるフランスに、
これらを残そうと思いました 』



『ノアと虹 』

シャガールは、聖書に魅せられた画家です。



『楽園 』

しかし、一宗教の枠を超えて、こんなふうに語っています。

『宗教の如何に関わらず、誰でもが悪意や興奮から離れて、
ここで夢を語ることが出来ます 』

シャガールの言葉には、愛が満ちあふれています。



シャガールが美術館に併設することを希望したコンサート ホール ・・

シャガールの晩年の作品となる
ステンドグラス 『人類の創造 』 と一体になっています。

コンサートのとき、
開かれたグランドピアノの蓋にステンドグラスが映りこみ、
シャガールが伝えようとした世界がそこに広がるそうです。

jfk-world




















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