日本犬（柴犬、秋田犬）のルーツはオオカミ

 

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『 --- 略 --- DNAについて、オオカミと85品種（414頭）の犬を比較した。その結果、古代に起源をもつ数種、日本犬（柴犬、秋田犬）、中国犬(チャイニーズ・シャー・ペイ、チャウチャウ)、コンゴ共和国（バセンジー）、アラスカ（シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート）のグループが比較的オオカミに近かったのに対して、ヨーロッパに起源をもつその他の多くの品種は相互に近く、比較的新しく分岐したものであることがわかった。』 ウェブ検索より

 

 

『 【垣越しに 犬呼び越して 鳥猟する君 青山の茂き山辺に 馬休め君】万葉集（巻７－１２８９）

《歌意》垣の外から犬を呼び戻して、まだ鷹狩りをする若君さん。青山の木が繁った山のほとりで、馬をお休めになられてはいかがですか。

《鑑賞》人目のつかない所に男を呼び込む女性の歌です。民謡的な歌でユーモアに溢れた温かい情感があふれています。

《ノート》左注に「柿本人麻呂が歌集に出づ」とある旋頭歌です。「呼び越して」は呼んで越えさせて、「鳥猟（とがり）」は鳥を捕ることです。イヌを詠んだ歌は集中５首。イヌは古くから番犬や猟に使われていました。』 【万葉花】 動物・風月編、写真：岡田憲佳、文：矢富巖夫 より

 

 

古来、赤柴のような日本犬たちが、猟犬として、貴人の狩の手伝いをしていたという・・・

うちの柴ワンコ Fuku-maru・福丸 を見るにつけ、ほんとうに面はゆい心持がします。いったい、この臆病な性格の、我がままで、超甘えん坊の何処に、かの勇ましい猟犬の血が流れているというのでしょう。（苦笑）