いちのかやのブログ

情報共有を目的とした素っ気ないブログです 笑
ソースは自分で探したみたいにURLをお持ち帰りになり、拡散希望です

美しい想い出や、素晴らしい夢は、あなたのものです!

2024-03-29 22:48:53 | 日記

最近、気になっている中編の海外ミステリー小説がある。

昔に読んで、作者も題名も思い出せない。
覚えているフレーズで検索してもヒットしないから、多分、埋もれた佳作なんだろうと思う。
海外ミステリー小説選集のようなアンソロジーの中の一つ。
 
その小説の内容はよく覚えている。
 
独身の女事務員が、見知らぬ男から名刺を渡されて、困ったら来なさい、お話しを聞かせてくれたらお金をあげると誘われる。
確か、最初は取り合わないでいた。
でも、ふと、その気になったのかだった、か、会社のオーナーが仕事をやめることになり、職を失ったかする。
そして、見知らぬ男を思い出し、訪ねていく。
男は想い出や夢を一つずつ話してくれたら、それを買うって言うの。
 
女は想い出話や夢を一つずつ売った。
売って得たお金を生活費にも当てたかもしれないけれど、馴染みのホームレスのお爺さんにお酒を買ってあげていたんだ。
自分も困っているのに、お爺さんに優しくしてあげて、お酒を買ってあげることが楽しかった。
 
そうして、女は記憶も夢も失くしていって、最後に売る思い出も夢もなくなって見知らぬ男に、もう君から買えるものはないと言われてしまうの。
 
この小説の冒頭は、確か「流れ星を見たら、いつも、もう一度流れ星を見たいと願う」だったか。
そして小説の最後では、女は道に横たわり、夜空を見上げる。
すると流れ星が流れた。
でも、もう、何を願うのかも忘れてしまっていた。
 
この話しによく似た映画を見たこともある。
確か、ネバーエンディングストーリーだ。
でも、小説の方が、もっと古いものだ。
 
話しは変わる。
 
最近になって、二度ばかり、見知らぬ人と知り合った。ネットで。
でも、その人たちは、私のことをよく知っている。
その事を隠しもしていないし、話しを続けることを強要されているわけでもない。
相手は礼儀正しいし(一人の人は違った!こちらが素直でないとキレ気味になって来て、最後はあなたは勇気がないだの暴言を吐いていたっけ(笑)、話していて楽しくもあった。
 
でも、その度に思い出す。
初めに書いた小説のことを。
何故?何?目的は?それとなく聞いても、嘘っぽい一般的な返答だったり、答えをはぐらかしたりだ。
 
何故?何?目的はなんだ?の答えは、私は自分の中に幾つか持っているけれどもここでは言うつもりはない。
 
もしも、これを読んだ人が、同じようなことに遭遇したら、私のこの話しを思い出して欲しいわ。
 
美しい想い出や、素晴らしい夢は、あなたのものです!
心の中心に愛を持って、その想い出や夢を抱きしめましょう!
眩い光があなたを包み込むまで!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿