せーかいーはせーまいー

弓道部の愉快な仲間達と一緒にカラオケに行きましたー
でも――











　　　　　　　　　　八時間耐久カラオケって何さ。











十時からカラオケを始めて十八時までぶっ続けで歌い続けました……。

最初のうちはヲタク系の歌は禁止だからな～
とか言ってた友達も終盤に入ると歌のネタが尽きてきたらしく私がどんな歌を入れても頓着しなくなりました。
とか何とか言っている私も、何とか喉を痛めないように歌うので精一杯でしたが……。

「俺、国歌歌うからッ！」
と言って選曲したのが鳥の詩。
もちろん訳が分からない顔する友達が大半……いや全員でした。




こういうことをネタにするのは気が引けましたがあまりに衝撃的だったので書きます。
つい最近親戚の方が亡くなりました。
昨日カラオケ帰りに車に乗ってその故人の家に向かいました。
線香を焚いて黙祷をして、故人と縁のある人からの御悔みや粗品を見ていたら、ある人の名前に目が留まりました。
あれ？えっとこれは――











　　　　　　　　　先生なんでこんなところにいるんですか？











うちの学校の先生の名前が……。

まさかと思い故人の妻の人確認を取ると、特徴が一致。
偶然って凄いですね～
なんて思っていましたがすぐに否定。
と言うのも故人は学校の教師でした。
見ればやけに御悔みが多いことに今更気づきました。どうやら故人の教え子だったようです。
そう考えると先生も故人の教え子だったんですかね……。

先生が故人に教えられ、私たちが先生に教えられ……そういう脈々と続いている人の流れを身近に感じた時間でした。

学校が始まったら先生に聞いてみましょうか。

そんな感じで解散ー