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東京15区補選、問われているのは有権者のほうかもしれません。

2024年04月13日 23時05分05秒 | 政治
衆院3補欠選挙の島根1区・東京15区・長崎3区(4月16日告示・28日投開票)のうち、もっとも注目されている模様の東京15区について、自民党が無所属で立候補予定のファーストの会副代表・乙武洋匡氏への推薦を見送り、それに伴って国民民主党が推薦を決めた、というのが上の時事通信社の記事です。

これだけ取っても「なんだかなぁ」と思います。自党が推薦するのに他党の動きなんて関係ないはずですし、そもそも政策などで共通するところがあったりすれば十分に推薦できる理由になると思うのですが…。
また乙武氏の立候補に関しては過去の女性問題が再度取り上げられたり、そのついでか何かでファーストの会絡みで小池百合子氏の学歴詐称疑惑問題も再度取り上げられたりしています。それも問題ではあるのですが、そもそも選挙なんですから、マスコミも政策の議論を主題にするべきだと思います。

さらに、この東京15区補選に立候補されている他の候補者を見ても、酒井なつみ氏を除いて「なんだかなぁ」と思います。

国政の選挙なのか?つまらない意地の張り合いなのか?単なる見せ物なのか?

とかく東京での特に国政の選挙では毎回このように「選挙」というものの本質から外れるような、人気取り合戦のようなことになる選挙区があります。
各候補者が掲げる公約・政策などがどのようなものなのか?選挙期間中に有権者に知ってもらうのが本来の選挙期間中の選挙活動のはずです。
その本質をどれだけの有権者が認識し冷静な選択を行うのかどうか?

個人的には、掲げる政策などから酒井なつみ氏が当選すれば有権者の冷静な選択が行われたと思いますが、具体的に名前は出しませんが、とんでもない候補者が当選するようなことがあれば、国政の選挙でありながら、本質的にそれが行われず単なる人気投票になってしまったことになります。
それが議会制民主主義である日本で最低限避けなければならない事態です。
すなわちこの場合問われるのは有権者の政治や選挙に対する認識です。

どうか、東京15区の有権者の皆様にはくれぐれも賢明で冷静なご選択をしていただきたいと思います。

またこれを書いている時点で公明党の対応が決定されていません。これによって情勢が変わってくることも考えられます。

それから自民党はそもそもこの選挙のきっかけになった江東区長選挙をめぐる選挙違反事件で有罪が確定した柿沢未途氏が辞職したことを受けての選挙であり、また「裏金問題」のこともあり独自の候補者を立てていませんが、「裏金問題」で生じている政治不信は自民党だけの問題ではなく政治全体の問題であり、公明党もそうですし、野党各党もしっかりと野党としての追究することによってこの政治不信を払拭しなければなりません。

そして、その「裏金問題」に伴う与党・野党を含めた政治全体の問題が現状で有権者がどのように判断されているかをこの選挙で示さなければなりません。それは他の島根1区、長崎3区の有権者も同じですが地方ではない東京ではそれが本来示しやすいと思っていますし、またそれが示されるかどうかも有権者に問われており重要なことです。

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