会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

(再掲)国際会計基準(IFRS)はどこへ行くのか

国際会計基準(IFRS)はどこへ行くのか―足踏みする米国・不協和音の欧州・先走る日本国際会計基準(IFRS)はどこへ行くのか―足踏みする米国・不協和音の欧州・先走る日本
田中 弘

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最近のIFRS本ブームに便乗した「反」IFRS本が出ました。著者はあの「時価会計不況」を書いた田中弘先生(神奈川大学)です。

田中先生の本は、内容はともかく、会計の本にしては読みやすいのが長所です。興味のある方(特に英米陰謀論が好きな方)はどうぞ。

当サイトの関連記事(IFRS本について)

(補足)

宣伝文句より

「IFRSが目指しているのは、企業の即時清算価値を計算・表示する会計です。資産・負債をバラバラに切り離して処分したときの価値、「即時清算価値」あるいは「即時処分価値」をバランス・シートに表示させようというのです。いったい何を狙っているのでしょうか。」

IFRSでも、例えば有形固定資産などは取得原価(減価償却、減損あり)で計上されています。宣伝文句とはいえ、「企業の即時清算価値を計算・表示する会計」というのはあまりにもずさんな決め付けです。
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