フランスに本拠地を置くマザー(MAZARS)という会計事務所が、日本での監査業務に参入すると発表したという記事。
SCS国際会計事務所という日系の会計事務所と一緒になって、MAZARS&SCS有限責任監査法人という監査法人を設立するそうです。
「仏マザーは世界56カ国に拠点を置く監査法人。フランスに本拠地を置くグローバル企業を含め450社以上の上場企業の監査を手がけている。SCS国際会計事務所は、日本人が設立しシンガポールに本社を置く日系企業。アジアを中心に日本企業の海外進出や、外資系企業の日本参入を支援している。
メローズ氏は「四大監査法人は日本の監査法人をメンバーファームとして組織化している。一方で我々は直接、SCSと共同で日本に監査法人を作る点が大きく違う」と指摘。「顧客から質問を受けた際に、回答の内容を本部に確認するといった手間が要らないため、現場の作業がスムーズに進む」と強調した。」
監査業務獲得というよりは、IFRSアドバイザリー業務を狙っているのかもしれません。
SCS国際会計事務所の代表によれば、「本部にロイヤルティを支払わないぶん、安くサービスを提供できる」のだそうです。
MAZARSのサイト
SCS Globalのサイト
SCS国際有限責任監査法人のサイト
Mazars faces sexual discrimination claim from former partner
Mazarsのニュースを検索していたら、性的差別があったとしてMazarsが元パートナーから訴えられたという記事がありました。訴えた元パートナーは、Mazarsが吸収した事務所の幹部でした。合併後に何かあったのでしょうか。
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