会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「東芝」vs.「監査法人」泥沼闘争を実況中継(週刊新潮より)

週刊新潮 2017年8月3日号(目次のみ。記事へのリンクではありません。)

週刊新潮に「「東芝」vs.「監査法人」泥沼闘争を実況中継」という記事が掲載されているそうです。興味のある方はどうぞ。

宣伝文より。

「巨額損失を出した東芝が上場廃止の危機に瀕している。原因は監査法人との「冷戦」だ。次々と難しい内部調査を求められ、何とかやり遂げたら「ちゃぶ台返し」。いつになったら決算を承認してくれるのか。決算書には載らない東芝と監査法人のバトルを実況中継する。」

東芝側のリークで書いているのでしょうか。あまり同情する気にはならないのですが...

週刊誌スクープ大賞(サイゾー)

「次は上場廃止寸前の東芝の話題。3月14日、東芝は決算発表を再延期して、翌日には「監理銘柄」指定という屈辱を受けている。

そして5月15日、東芝は監査法人が「意見不表明」のまま9,500億円の最終赤字になる見通しを発表し、半導体部門の売却に着手せざるを得なくなった。

新潮によれば、その背景には監査法人との冷め切った関係があるという。

現在の監査法人は「PwCあらた監査法人」で、アメリカの大手監査法人と提携関係にあるという。

この外資系監査法人が、いくら調べても、東芝幹部が巨額損失を知っていた事実も、それを隠すよう圧力をかけた明確な証拠も出てこないのに、アメリカからの指示で、ちゃぶ台返しが続いているそうである。

こうした背景には、アメリカの本社が主導権を握っているため、彼らは東芝が上場廃止になることへの関心は薄く、自分たちの責任を回避することに重きを置いているのではないかという批判がある。

このままいくとPwCあらたは、決算そのものを認めない「不適正意見」を出すのではないかという報道もある。デッドラインは8月10日。その8営業日後に上場廃止が決まる。あの大東芝がどうなるのか。運命の日はもうすぐである。」

週刊新潮 2017年 8/3 号 [雑誌]週刊新潮 2017年 8/3 号 [雑誌]

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