日本公認会計士協会は、「監査提言集(一般用)」の2021年版を、2021年7月1日に公表しました。
30ページほどのものです。
協会は、監査・規律審査会による調査事案の審査を通して浮き彫りとなった業務改善事項を会員向けに「監査提言集」としてまとめています。これは、その一部を「一般用」として公表したものです。
さまざまな監査不備事例が、簡潔にまとめられていますが、簡潔すぎて(1件あたり1ページの4分の1から3分の1程度)、読んでも全く監査のイメージがわかないでしょう。
会員向けの2021年版は、まだ見当たりませんでした。そのうち、会員ページに掲載され、郵送で送られてくると思います。
(補足)
会員用も公開された模様です。内容を少し紹介したいところですが、会員外には門外不出の資料で、少しでも引用して掲載すると、協会からクレームが来るので、やめておきます。
会員用を勉強すると、CPEが5単位つくようです。
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