かこぶろ。

夢幻紳士 人形地獄

日本芸術センター「第10回映像グランプリ」入賞9作品を土日で記念上映会があり、
優秀映画賞を受賞された海上ミサコ監督「夢幻紳士 人形地獄」が
二日目3コマ目にて上映され鑑賞しました。

・「ブルースタジオ
足立区千住1-4-1東京芸術センター



東京芸術センターの前を車で通り過ぎたことはあっても行くのは初めて。
中へ入るとロビーはソファも何もなくガランとしていて。
奥に見える二つの券売機の前に、監督はいらしてて。
発券機の調子がいま一つのようで自ら手順を教えてくれました。アリガトウゴザイマス



レッドカーペットが敷かれた階段の先にシアターがありますが
なにぶん食後すぐ駆け付けたのでエレベーターで。。ナハハ
でも帰りに下りた時なかなかの階段だったので正解でした。

センターの階では北千住の夜景も楽しめるレストランがあって。
食事以外は終わってしまった時間になっていたので諦め。
エレベーター乗場の窓から少し眺めましたが、正面にスカイツリーが見えて
上がってきただけでも良かったと思いました。



高橋葉介の漫画「夢幻紳士」を原作に映像化。
主演の皆木正純さんも会場にいらしていてフランクな佇まい、
夢幻魔実也という役のオーラが凄いので、言われるまで気付けなかった。フフフ

[あらすじ]
昭和初期、探偵・夢幻魔実也は、他人の心を視る事ができる。
彼は不思議な声に誘われ、木箱から発見された少女・三島那由子に会う。
那由子はまるで人形の様に反応がなかった。
彼女の心の中を視ると、自らを人形と思い込む暗示をかけられていた。。

・「夢幻紳士 人形地獄
 皆木正純 ・・・ 夢幻魔実也
 横尾かな ・・・ 三島那由子
 岡優美子 ・・・ 雛子
 龍 坐 ・・・・・ 小堀貞一
 紀那きりこ ・・ ​木戸八重子
 杉山文雄 ・・・ 十勝十蔵
 SARU ・・・・・ 梅子
 井上貴子 ・・・ 三島ミツ
 義 いち ・・・ 駐在
 山口美砂 ・・・ 宿のおかみ
 山田歩 ・・・・ 人形の青年
 森川陽月 ・・・ 住人・三郎
 飯村一花 ・・・ 三島幸子
 己翔 ・・・・・ 和夫
 人形たち


友人たちは完成した時に鑑賞していて。
上映後、監督の話では8分ほどカットされていたとのこと。
私は初見だったので。。

監督の姉でもある友人に誘われて数年前に訪れた松山庭園美術館辺りなど、見覚えある景色もでてきました。

ヒロインは人形たち。
表情がリアルで美しく不気味で、こちらの心持ちで幾通りの演技を見せられているよう。
一時間ほどと思えないような濃密さもありグイグイ引き込まれました。

こういう作品を子供時代に読んで映像化したい!と夢を実現された監督、素晴らしい!!!
あらためて、受賞おめでとうございました。
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