4号バイパスから岩槻へ向かう、元荒川沿いを走るのは自然豊かで水面も近く気持ちいい。
「第六天神社」「埼玉自然百景」の看板が見え気になっていて。
日光東照宮へ続く日光街道を曲げてまで人々が参拝するとは
地元で愛されている系かなと思いきや私が知らないだけで、思った以上に由緒ある神社でした。
織田信長も篤く信奉していたとされる第六天魔王。
第六天魔王を祀る神社だったのが明治に神世七代における、第六代の面足命・惶根命に変更したとのこと。
創建は天明2年(1782年)
光る御神体を元荒川で見つけ村人が祀ったという。
御祭神:面足尊(おもたるのみこと)、吾屋惶根尊(あやかしこねのみこと)
・「武蔵 第六天神社」
さいたま市岩槻区大戸1752
心願を叶える仲立ちをするとされる天狗様は御使役としての存在とのこと。
春めいた御朱印にも天狗。
月替わりは色彩も豊かでよりカラフル。
(大天狗(赤)・烏天狗(青))
天狗おみくじも可愛くて。
鳥居
その左手にも朱色の鳥居が。
灯篭にも天狗様。
大天狗・烏天狗が宿るというご神木は、拝殿の中。
檜造り銅屋根と数年前に建て替えのあった拝殿は明るい。
東宝舞台からも。
社殿の右手に神楽殿と納札所。
内部にも天狗様が。
力石や厄落とし割石もありました。
元荒川から見た第六天神社。
樹齢数百年という藤、岸に続く桜並木も咲いたところを想像すると高揚します。
水量が多い時期はすぐ裏手までくるのでしょう。
川沿いでは遠くに釣りや散歩を楽しむ人たちも見えました。
門前には鰻やナマズや鯉など味わえる川魚料理屋もありましたが、
天狗羊羹を売る岩戸屋もあると知り次回は買ってみようかと思う。
最寄り駅のせんげん台や大袋(岩槻からも)徒歩ではけっこう距離がありますが、
江戸の人が歩いてまたは籠や馬やで参拝されたことを想像すると感慨深い。
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