kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

愛媛からの来校

2024-04-01 | 陸上競技
数日間、かなりバタバタしていたのでblogどころではなく。3月24日25日のことについて触れておきたいので。

3月24日と25日は愛媛からsris先生が来校されました。わざわざ山口まで・・・。申し訳ない限りです。うちに来ていただくメリットは全くありません。sris先生は週末にkyttbn高校に行くということだったのでそこに行けばすべて事足りるという気はします(笑)。とはいえ、こうやって来ていただくことは選手にとって大きな刺激になります。今回はハードル選手をメインに連れて来ていただきました。何を伝えるかだと思っています。

多くの学校では選手が選手に練習内容を伝えていくという流れでやっています。基本うちもそうです。が、まだまだ慣れていないというのもありきちんと伝えることができていません。せっかくなので「やりたいこと」を伝えていくことが重要かなと。それによりかなり時間がかかりますが。

今回は2日間ということ。24日の午後と25日の午前。24日は雨だったのでピロティで練習となりました。これは手狭なので申し訳ないなという感じでした。練習に関してはいつも通り。武道場で身体を動かしてから屋外へ。補強自体は少し多めにしました。屋外でできることが限られるので最初の段階である程度の補強をしておきたいなと思ったので。プレート補強、股関節補強、ロープ登り、腕立てジャンプ、回転片足立ち。特に面白い練習ではないですが「いつものこと」をやり続けたいなと。

でDM∞とDMwith台、台ドロップ。動きの基本的な部分も確認。台ドロップがなかなかできないですね。これはうちの選手も同様。「縦の動き」をしたい。空中でしっかりと入れ替えるためにどうするか。軽く浮いた状態でやらないといけませんがすぐに接地してしまう。色々なところがつながっていくというのを忘れてほしくないですね。

ドリルをやってから専門に分かれることに。スプリント系はうちの選手だけなのでいつも通りの流れで。久々にスティックもも上げも実施。そこから「加速練習」をいれて最後に屋外でスタートの確認。ここは完全に選手に任せることになりました。もう少し動きを見たいなというのもありましたが。

ハードルに関しては基本的なことを。一歩ハードル、二歩ハードル。一歩三歩ハードルを。実際に跳びながら課題を克服していく形にしました。というか、もうすでにどこを指摘してやっていたのか記憶があいまい。できるだけその日のうちにblogを書いておかないといけないとずっと思っているのですがその時間が作れません。情けない。抜き足の課題は明確でした。これはみんな同じ。更にリード足が開く。ここも準備していく必要があります。結局、「速く刻む」という感覚を持てるのは「一定水準以上」だと思っています。最後バウンディングになってしまう選手に対して「刻む」というのは不可能です。そこに対してのアプローチの仕方を話したと思います。少し補強をして終わり。

翌日は私自身がバタバタで・・・。午後から仮入学の受付となっていました。学校で練習の予定でしたが前日の雨の影響で競技場練習に変更。あれこれ手間取りました。一旦競技場に行ってからまた学校に戻るという流れになるので時間的な制約を受けることに。sris先生には申し訳ないことをしたなと。どうしてもこの2日間しか練習が取れなくて。週末に大会に参加するというのもあって。

スプリント練習を一緒にやってもらいました。うちの選手はすでに疲弊していました。3日間連続の練習になっただけで動かないというのはまだまだ足りないものが多いなという印象。県総体は3日間です。動きの切れがないというのをどのようにとらえるか。前日が夕方練習でこの日が午前中練習だったのもあると思います。それでもここまで動きに切れがなくなるというのは「何か足りない」なという印象。ダメですね。

せっかく来ていただいたのでしっかりとハードルの練習を。ショートハードルは通常通りの3台目まで。うちのKaさんがいるのでそれなりにお手本になるかなと。5歩の刻みと1台目までのアプローチ、3台目まで。1台目までにどれだけスピードに乗れるかが重要です。ここができるかどうかで全体の流れが変わるからです。届かない選手も出てくるのでそのあたりは細かく見ながら。やはり「跳んだら終わり」という感じがあります。ハードリング自体は「踏み切って終わり」ではありません。着地して次のハードルに対して減速せずに向かっていくこと。ここができるだけでずいぶん違ってくると思います。「空中での時間の確保」の話もしました。「届かない」のであれば浮いても構わないので「走る距離」を短くするほうが良いと思っています。タイムに大きく影響するのはやはり「ハードルインターバル」の走りだと考えています。ここをどうやってやっていくか。

ショートハードルは11.3mの5歩ハードルを4本程度やりました。走りの中でハードルを越えていく。3歩では出せないスピード感を体感してもらうことで走りとハードリングの結びつきを作っていきます。最初はなかなかスピードが上がりませんでしたが最後はずいぶん形になってきました。

ヨンパは距離を短くしての練習。これは慣れが必要な部分があります。男子選手は足が痛いということで抜けました。無理をする時期ではありません。少しずつ少しずつです。来校してもらった選手は19歩で行けたらいいなという感じだったので様子を見ながら。できないなりに一生懸命にやっていました。普段の指導の賜だと思います。届かない部分を走りながらどうやって調整していくか。最終的にはかなりできるようになっていました。歩数の切り替えの練習も少しやりました。ここは難しいですね。うちの選手も1人苦戦していました。不器用。それでもずっとやり続けていました。100m近い距離を全力で何本も走るのできつかったかもしれないなと思います。今はしっかりと練習をする時期。目の前の試合に左右されるのではなく長い目で見ながらやっていく必要があります。

なんだかんだですぐに終わってしまいました。仮入学へ・・・。申し訳ないですがここで終わりとなりました。もう少し何かを伝えられたらよかったとは思いますが、時間がないという致命的な理由もあって。来ていただいたことで選手には大きな刺激になったと思います。感謝しかありません。

私は午後から仮入学の受付。更に会議。その会議で衝撃的なことが発覚。完全な後出しじゃんけんです。どうなんだろう。偏りが著しくなってそれでも「やれ」という状況。1人でやる内容ではない気がしています。それって本当に正しいのか。憤りしかない。

あやふやになっている記憶を一気に書いておきます。すみません。

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