目の中のリンゴ

息子と観に行った米津玄師「空想」よかった!!

3月に読んだ本

2024年04月13日 | 読書
3月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1560
ナイス数:271

どれも面白かったなー。
「キングダム」の特別編は素晴らしく素敵な本なのですが、やっぱりそのぶんいいお値段なので、1冊しか買えてません🥲
「成瀬」やっと読めました。評判通り、すごく面白かった!
本屋大賞おめでとう!続編も積んでます😅

ブログ、こっそり「オッペンハイマー」の感想もアップしました。


間の悪いスフレ (創元クライム・クラブ)間の悪いスフレ (創元クライム・クラブ)感想
久しぶりの「ビストロ パ・マル」。美味しそうな料理とちょっとした謎解きはあっという間に読めた。(登場人物、シェフ以外すっかり忘れてた)今回はコロナ禍の飲食店の苦難も描かれて、当時のことを思い出して息苦しい気持ちにもなった。悪気ないちょっとした言動の中にも他者への非難や差別が滲み出ることもある。難しいね。その後が気になる話もあって少しスッキリしない部分も。
読了日:03月27日 著者:近藤 史恵

成瀬は天下を取りにいく成瀬は天下を取りにいく感想
やっと読めた。あちこちで高評価なのも納得の良作。大好きな映画や本に出会うと「その仲間に入りたい!」と思うのだが、今回は「成瀬になりたい」と思ってしまった。自由で独特で強くてぶっ飛んでる、でもそれを自覚していない成瀬。最終章では人間らしく寂しさに戸惑ったり落ち込んだりする姿が可愛らしく、ほっとした。「たくさん種をまいて、ひとつでも花が咲けばいい。花が咲かなかったとしても、挑戦した経験はすべて肥やしになる。」私もそんなふうに青春を生きたかった。いや、人生200年、遅くないか!
読了日:03月23日 著者:宮島 未奈

夜明けのはざま (一般書)夜明けのはざま (一般書)感想
家族葬専門の小さな葬儀社が舞台の連作短編集。町田さんの作品にありがちな、登場人物の辛すぎる家庭環境や人間関係には歯噛みする思い。でも、大事な人の死をどう受け止めるか、そこからどう歩いていくのか、前向きな読後感だった。うまくいかないことや、なかなかよくならないことも多いけど、「辛い涙が、誰かのしあわせに生まれ変わることだってある。わたしたちは、繋がり繋げることができるのだ。」ということ。自分に誇りを持って選んだ道をゆくのは難しいことだけれども。
読了日:03月19日 著者:町田 そのこ

キングダム 完全版 1 (愛蔵版コミックス)キングダム 完全版 1 (愛蔵版コミックス)感想
とりあえず1巻買いました。重厚な装丁がステキです。絵が、今と全然違うのも懐かしいですが…やっぱり面白い!各話の原先生の解説(回想?!)も興味深い。1冊にコミックスの2巻分収録で、20巻出るそうです。本棚に並べると壮観だろうけど、どうしようかな。普段、好きな作家の新刊を買うことを思えば20冊ぐらい知らず知らずに買ってるよね?うーん、もう少し考えよう…。
読了日:03月16日 著者:原 泰久

ヨルノヒカリ (単行本)ヨルノヒカリ (単行本)感想
祖母から引き継いだ手芸洋品店を営む木綿子。恋愛というものがわからず人との深い関わりを避けて生きてきた。光(ヒカリ)の母親はネグレクトの末、家を出たまま亡くなった。ひょんなことから木綿子の店で住み込みで働くことになった光。男女が一緒にいることに対する世間の目を気にしつつも、お互いを大事に思う気持ちが深まっていく。愛がわからない不器用なふたりが危なっかしくも優しい。自分の価値観を他人に押し付けるべきではない。理解してくれる人もきっといる。それが「普通」の世の中になればいい。司さんと彼の家族が強くてかっこいい。
読了日:03月09日 著者:畑野 智美

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