ウクライナに跋扈する悪魔⑪イスラム国

2024-03-29 | 裏社会

モスクワ郊外のコンサートホールに3月22日、ロックグループの公演前、銃乱射事件が勃発した。
百数十人が死亡し、多数が負傷した。
イスラム国ISISが犯行声明を出した。
「キリスト教徒が多く集まる場所をねらった」と、
だが、実行犯自体はカネ目当てでテロ行為をしており、ISIS構成員ではなかった。
いや、ISISは宗教の皮を被っているが構成員は生活のため、あるいは傭兵で構成されているのだろうから、ISISの犯行といえるのだろう。

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Lizzyさん動画より

・トランプ大統領
「ISISがオバマ大統領を讃えている。彼はISISの創設者だ。
そして共同創設者は詐欺師ヒラリー・クリントン」
と発言

(鳩山元首相もパリのテロ事件に関わったとされるイスラム国について
「ウォール・ストリート・ジャーナルによるとイスラム国とはCIAによって作られたものだ。 
今でもワシントンにサポートを得たり依存している。」ーーーと、発言している)

・プーチン大統領の声明ー3.23.報道

昨日大量殺戮を起こした彼らは、ウクライナ国境を越えようとしていたが、ウクライナ側は国境を超えるための窓口を用意していた。
彼らに支払われる報酬は82万円ほど。半額は振り込み済み。

襲撃グループを雇った人物はサーモン・クラサニ。この人物はCIAとダーイッシュ双方と緊密な関係にあるという。(櫻井ジャーナル)

また
1月31日、ヌーランドはここのところの不利な戦況をふまえて「ロシアのためにサプライズを用意している」
と発言していた。
モスクワテロのことなのかは不明ではあるが3月7日に英米がテロ注意報を出しているので、ヌーランドから得た情報かもしれない。

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青山弘之東京外国語大学 教授,著

イスラーム国ホラサン州が標的としたのは、米国ではなく、ターリバーン政権下のアフガニスタン、米国に対立するイランやロシアだった。
、、、
シリア政府は、米国がヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を違法に占領し、同地でイスラーム国をはじめとする過激派を保護し、シリア領内でのテロや破壊行為を行わせているとの非難をロシア政府とともに続けている。
、、、
シリア政府にとって、シリアにおけるアル=カーイダ系組織(イスラーム国を含む)にテロと、ロシアへの反抗を続ける「ネオナチ」は、シリアやロシアの国益を脅かす「双子」であり、「精神的な父親」である米国の代理(プロキシー)だとの認識がある。

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イスラム国IS、アルカイダの略歴

★アルカイダトップ、オサマ・ビンラディンとCIAは1980年代、ソ連軍のアフガニスタン侵攻に対し共同戦線を張った。

★ビンラディンーー中東ドバイのアメリカン病院に腎臓の病気を治療するため入院し、2001年7月4日から14日まで入院した。 入院中にアメリカCIA要員やサウジ高官などが面会に訪れていたという。
フランスの新聞「フィガロ」より

★2001.9.11.ニューヨーク「同時テロ事件」勃発。アルカイダが主犯と、ブッシュ政権が主張。

★2011年、オバマ大統領はオサマ・ビンラディンを殺害したと公表。支持率をあげる。
病死であった確率の方が高そうだが、いずれにしろこの世にはいないだろう。役割を終えたのだ。


リビア

2011年NATOがリビア空爆、
ヒラリー・クリントンが米傭兵、ISISなどを指揮して政権を転覆させた。
米国特務機関のある職員は次のように述べている。「リビアのダーイシュ(ISIS)戦闘員数は倍増している。彼らは本格的なリビア奪取に取り掛かっている」
ヒラリーはリビア元首カダフィが殺された時「来た、見た、死んだ」と口にし、大手を振って喜んでいる。
この侵略で地上軍として戦っていた部隊の中心はアル・カイダ系武装集団のLIFG。カダフィ体制が倒された後、ISISが勢力を伸ばしている。
アメリカがリビアを攻撃した理由は保有する金143トンと石油利権だったことを暗示するヒラリー・クリントン宛ての電子メールが公表されている。
この重大な「ヒラリーメール事件」において、DS御用メディアは「公用のメールを個人的に使用した」という軽犯罪部分だけを誇張して広めた事件で、日本人も「軽い」事件ととらえている。

cf:
リビアは、カダフィー政権下,とんでもなく国民生活が豊かで、貧困率が低く、大学までの教育と医療・住居が無償、物価(日本の数分の1~10分の1)
トリポリ発時事の記事にあるように衣食住が保障されている。また、職がない人には特定職業の平均給与を、職が見つかるまで国が支払う。
ガソリン1リットル当たり10円、刑務所収監率も極めて低い。
無料医療や無料教育だけでなく,無料の電気や無利子融資を享受していた。新婚夫婦はマイホームを買うために5万ドルを政府から支給される。
必要な教育や医療をリビアで見つけられない場合は、リビア政府が彼らが外国へ行けるように手配する。ローンは全て利子0%と法律で決まっている。
リビア人が車を買うとき、政府が半額を払う。農業化を志望するリビア人には、土地、家、器具、家畜、種子が無料で支給される。
子供を生んだ母親は5,000ドル支払われる。

リビア中央銀行は、西洋の全ての銀行と違って国有銀行だ。
67年にカダフィ大佐はアフリカで最も貧しい国の1つを受け継いだ。
そして2011年、彼はリビアをアフリカで最も豊かな国へと変えていた。

また、イラクと同じくドルを脱して、アフリカ共通通貨「金貨ディナール」を創設しようとしていた。
末期には東部軍属が市民を装ってデモをおこない。
シリア、ウクライナなどで同じ現象があったように、政府筋が実行したとされる銃撃事件も発生した。

荒廃したリビアでは ISISは訓練所を持ち、傍若無人にふるまっている。
破綻国家となった今、国民はどういう生活を強いられているのだろうか。

カダフィを惨殺した後、アルカイダ(ISISイスラム国)戦闘員や武器をNATOがシリアへ輸送したとも伝えられている。マークを消したNATOの軍用機がシリアとの国境に近いトルコの軍事基地へ武器と戦闘員を運んだというのだ。


シリア

シリアへ移動したイスラム国戦闘員、推計5万人は、おびただしい残虐行為(斬首映像頒布など)をやってみせ、それに対してオバマ大統領が激怒してみせる。
「シリアの殺人者に報復する」と叫ぶ姿は、大々的に放映された。
ISISは米軍がシリアに」介入する理由付けを創作したといえる。

米軍がシリアに派兵され、実際にやったことは、イスラム国を攻撃するのではなく、支援物資を供与(それが確認されると誤投下だったと言い訳した)することだった。

また、米軍が「穏健派イスラム傭兵」を訓練し武器を与え、シリアに放つ。そして、その多くはより高い報酬のイスラム国の傭兵にくらがえしてシリア政府軍と戦うシステムをプーチンがバラしている。

ジャーナリストの山本美香さんはなぜか日本テレビに出演した直後、自由シリア軍という、傭兵(アメリカや傀儡国からの、莫大な資金援助、武器、物資、人員の支援によって成り立つ)部隊に従軍し、戦闘中、至近距離で後方から首筋を銃で撃たれて死亡した。

山本美香さんの許嫁である佐藤和孝氏らの傍らにいた兵士は銃を構えることなく武装グループに近寄って行く姿が記録されているので、そもそも敵がいたのかどうかも曖昧だ。
自由シリア軍とイスラム国は回転ドアでつながっている。

シリアでは「内戦」が起こっていることになっているので、シリア軍と戦っているのが国外から連れてこられた傭兵であることをジャーナリストに確認されては非常にまずい。
佐藤和孝氏はこれくらいの推察が出来なければジャーナリストとしては失格ではないのか。

英国の「チャンネル4ニュース」の関係者は、シリアの反政府組織に同行取材した際、「危険地帯に連れて行かれ、(死ぬことで)プロパガンダに利用されそうになった」――と証言したこともある。


ホワイトヘルメット

 シリア軍に爆撃された建物に閉じ込められた人々──その多くは子供たちだ──を救出する衝撃的な映像を通じて、ホワイト・ヘルメットの名もなき英雄たちのストーリーは世界中で視聴された。
そして第89回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー映画賞(オスカー賞)を得た。
米国務省はホワイトヘルメットに7億円相当の資金提供を決定。イギリス、ドイツ、オランダ、デンマーク、その他多くの国々の政府(外務省経由)からも何百万ドルもの活動資金を受け取ってる。

だが、
シリアを訪問した独立調査ジャーナリストのヴァネッサ・ビーレー氏は、ホワイトヘルメットがシリアで約10万人の命を救ったという米国務省の主張に「強く反対する」とし、その主張に必要な証拠を要求した。
 複数のOPCW (化学兵器禁止機関)報告に書かれている通り、ホワイト・ヘルメットは、化学兵器攻撃の証拠を提供したが、それはOPCWが決して検証できない証拠だった。
ホワイトヘルメットの活動地域はアルカイダ活動地域と重なっている。

何と構成員もアルカイダと重なっていた。

動画では
・シリア軍のサリンを浴びたとされる子供達を素手で洗い清める。
・アルカイダの旗を振る。
・市民を銃殺?
そういう動画を紹介している。

国連ではロシア大使がこのグループの悪行の証拠をプレゼンにおいて示した。
ホワイトヘルメットはイスラミスト過激派と協調しており、「救助」を装って犠牲者から臓器を収集しており、撮影のために化学兵器偽旗攻撃その他を行う。
そして、戦争において殺されたり負傷したシリア人の家から略奪までしているのである。

ホワイトヘルメットが「化学兵器攻撃」をでっち上げたのは、ダマスカス郊外においてであった。
それが口実となり、米英仏のミサイル攻撃がシリア政府に対して行われた。

欧米が雇った兵に市民を虐殺させておいてシリア政府に罪をなすりつけ、NATO軍みずからも攻撃する。
古来からの全てのアメリカの戦争は構図が同じである。

結局ホワイトヘルメットも、アルカイダ、イスラム国と同じ構成員で組織した映画製作チームにほかならない。

アメリカのアフガン侵攻6か月前、9.11.の3か月前、アフガニスタンのバーミヤン大仏を破壊したロケ映像を撮ったのも同じくアルカイダ。
このあたりから「ホワイトヘルメット」が芽吹いたのではないか。

★対ヒズボラ
2013.2014.2015.各年度
ISISによるヒズボラを標的にしたテロが相次ぐ。
ヒズボラがシリア政府を支援した報復だったと表明。
またイスラエルの天敵であることも攻撃対象になる理由なのだろう。
ISISはイスラム教徒ですか?
親米親イスラエルのイスラム過激派ですか?

★2015. ISISによるフランスパリ同時テロ。
コンサートホールで銃を乱射した件はモスクワテロと酷似している。
オランド大統領がシリアに介入したことを非難する声明あり。
フランス軍は米軍指揮下にはなかったのだろうか、そしてアルカイダ、ISISをまともに攻撃してしまったのだろうか。


アルカイダは、ISIS,ホワイトヘルメット、さまざまな名を冠しながら、ソ連のアフガン侵攻以来、今日まで米CIAなどとの連携にひびが入ったという証拠は全くない。

そして未だにシリア、イラクには米軍が居座って、石油を盗んでいる。マスコミが報道しないのでほとんどの人は知らないだけだ。


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ここ数か月幾つか事件があった。

タッカー・カールソン暗殺未遂事件

まずタッカー・カールソンのインタビューのあと、彼はモスクワでタッカーが車爆弾で暗殺されそうになった。
彼の泊まっていたフォーシーズンズホテルの建物の地下駐車場にある車の下に、爆発物を仕掛ける予定だったことがわかっている。
容疑者は拘束された。
彼は、2023年11月にウクライナ情報局に採用された。
任務を無事に完了した場合に4,000ドル支払われる予定だったと自白した。

ビクトリア・ヌーランド退任

彼女はウクライナの反ロシア、マイダン革命を企画したということでは世界に知られている。
トランプ以外の6人のユダヤ系大統領に仕えた。彼女もユダヤ系。

何故解任させられたか幾つかの説がとなえられている。

①2月19日ドイツ連邦軍高官は 、 タウルス巡航ミサイルを含むクリミアの橋の攻撃の可能 性について話し合った。ヌーランドもこの件に関わっており、やり過ぎだーーということで解任された説

②ウクライナ戦争がほぼ失敗に終わり、自分の失敗をゴワサンにするため、マクロンにNATO軍をウクライナに入れて戦わせる選択肢もあると発言させたり、第3次大戦を導こうとした。

③ウクライナ戦争終結に向けた準備工作としての解任。

④容姿に悪魔の相が顔を出し、このままでは「悪魔」が誰かすぐにばれてしまうから解任されたーーという人もいる(かくいう私だが)


日本が出したウクライナ支援金は1兆2千億円という。
国会の審議もなし。原口代議士に尋ねられて上川外相がしぶしぶ明らかにした。
モスクワテロで犯人に支払われたカネは日本提供のものである可能性は限りなく高い。
我々はテロ支援国家に住んでいる。