久万 ほうねんじ のブログ

法然寺でのスローなできごと。

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2024年05月04日 | 日記


山鳥の ほろほろ鳴く声聞けば
父かとぞ思ふ 母かとぞ思ふ -行基の歌-


行基(ぎょうき)は、飛鳥〜奈良時代の僧。百済系渡来人の家に生まれる。
当時、国を治めるための学問的な要素が強かった仏教を広く民衆に広める活動をしていたが、国が布教を禁じていたことから行基は弾圧を受ける。
しかし、灌漑などの社会事業にも尽力していた行基は民衆から絶大な支持を受けていた。
ついには聖武天皇も国家事業(国分寺・東大寺大仏建立など)を成すべく行基に協力を要請する。
大事業を成した行基は、天皇より大僧正の位を贈られる。
民衆からも『行基菩薩』と呼ばれ、敬慕された。



山門をくぐったら、すぐ下にヒメシャガが咲いています。



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