江戸時代、各町内へ入る入り口の『木戸』には
木戸番が常在し、通行する人をあらためていた。
市井で暮らすまだら丸ことチビの生業は、この木戸番なのであった。
ボクの名前を知ってるかイ♪
木戸番太郎と言うんだよ~♪(名前変わってるじゃん)
♪だ~れも人が来なければ~
♪みずから出向く番太郎~(そんなのは木戸番とは言いませんよ)
ぞわッ…
シマはチビがやっぱり苦手。
チビから逃れようと、高いところや、狭いところに隠れるのですが
チビにとってはトレーニングになっているのをシマは知らない。
木戸番太郎が行けないところは、多分もうない。