たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

羽黒尾根のアカヤシオは、残念ながらもう終盤になっていた。それでも楽しめた。

2024年05月05日 | 日光周辺の山
◎2024年5月3日(金)

若子神社石塔のある駐車地(7:31)……羽黒尾根取り付き(7:33)……林道またぐ(7:55)……モッコ平雨量観測所(9:47)……黒岩尾根と合流(10:49~11:08)……白樺金剛(11:11)……稚児ヶ墓(11:46)……禁断碑手前で尾根を南下(12:14)……根通沢越え(12:39)……県道に出る(12:46)……駐車地(12:58)

 羽黒尾根を選んだ特別な理由はない。連休中でもあるし、ここは混んでいることはないだろうといった発想もあった。羽黒尾根は9年前、相生滝を観に行った際に滝から尾根に出たから、末端から登ってはいない。6月だったこともあり、ツツジはすでに終わっていた。ネット上では、今年はどこのアカヤシオも不作らしい話題ばかりで(実際は開花が例年よりも早過ぎだったようだが)、羽黒尾根なら、ツツジの木が続いていた記憶があり、幾分は楽しめるのではないかといった甘い思惑もあった。滝見のつもりもないし、どうせなら末端から歩いてみよう。黒岩まで行くのを目標にしたいが、それは無理。せめて黒岩尾根の合流ポイントまで行き、その先は黒岩尾根を下ることにする。ただ、駐車地との関係もあって、下まで出るわけにはいかず、殺生禁断碑の先にある破線路を南下して戻ることにしよう。

(ここから出発)


 寂光の滝方面に向かうと、若子神社まで500mの案内板があるところに神社の石塔があった。そこに少し広い路肩があったので、そこを駐車地にした。羽黒尾根末端はすぐそこだ。200mほど手前に東京ナンバーの車があった。ハイカーの車かは知らない。この車の所有者とは後で一緒になる。
 準備の前に尾根末端の様子を見に行った。えっ、ここを登るの? といった、自分には激斜面だったので、今日はスパイク地下足袋とダブルストックにした。地下足袋歩きは久しぶりだ。
 アカヤシオへの期待もさることながら、他に二つほど確認しておきたいことがあった。一つは黒岩尾根にある大きな二つの殺生禁断碑とは違って、小ぶりの禁断碑。これは9年前に見ている。それが今どうなっているか。もう一つは、尾根の下部にあるらしい石祠。これは、9年前に行った時には、その上に出ていたから見ていない。

(首欠け石仏)


(禁断碑)


(9年前の禁断碑)


 禁断碑はすぐにわかった。尾根の直下。かなりコケに覆われていて、気づく人はほとんどいまいと思う。同じ場所に横たわっていた。高さは1mくらいのもの。台座もそのままだ。とりあえずは確認した。近くにあった首欠け地蔵には記憶はない。尾根の直登に入る。
 やはり、自分には激急だった。尾根は広がっているので、どこが中心部かわかりかねたが、かすかに踏み跡とテープはあった。それを追ったところで楽になるわけではないが、等高線が緩くなるまで80mほどの登りだから、我慢できる範囲だ。等高線といえば、この羽黒尾根、基本的には緩やかなのだが、この先に等高線が幾分狭くなっているところがもう一か所ある。1200mから1300mにかけての区間。

(えらい急だ)


(踏み跡を追うが楽じゃない)


(激坂を登りきると)


(このミツバツツジは終わりかけじゃないの)


(ヤマツツジもあまり近づくと見るに堪えない)


(林道がクロスする)


(かすかにヤマツツジが見えるだけ)


(あちらの斜面にも、花のある様子はない)


(これは何とか見られた)


(しつこく続いている)


 ハーハーゼーゼーで登りきると少し平坦になり、ミツバツツジとヤマツツジが見えた。花はあまり元気そうでもないし、密集してもいない。あとで出会った方の情報では、さらにシロヤシオもあったとか。このまま尾根をなだらかに歩くのかと思っていたが、もうこれは作業道というよりも林道だろうか、尾根を横切っていた。興ざめしたが、林道越しに山道は続いている。この道を「古道」と記している方もいる。石祠があれば確かに古道かもしれないが、ちょっと違うような気がする。ただの古い山道の部類かと思う。古道というなら、やはり黒岩尾根だろう。

(ヤマツツジだけ? 好きだからいいが)


(正直のところ助かる)


 山道に復帰して、そろそろ935m標高点あたり。実は、肝心の石祠がこの辺にあったのは後で知ったことだが、ツツジを探し回っていたので、場所の見当がついていれば別だが、踏み跡から外れて歩いたりしているから、見損なってしまった。だが、この先も石祠に気にしながら歩いてはいた。ツツジは、生気を欠いたヤマツツジが点在しているだけ。ここの山道はかなりヤブ化している。テープが続いているので助かりはする。左手前方に女峰山方面、そして男体山が見えるようになった。

(前方に人がいた。びっくりした)


 前方に人の姿が見えた。自分と同じに、好きな方もいるものだと思いながら近づくと、長靴を履いたオジさん(Aさんとする)。話を聞くと、この尾根はよく登っているらしく、東京ナンバーのカローラフィルダーで来たとおっしゃっていた。ということは、途中で見かけたあの車の方らしい。どのルートでこの尾根に登られたかを伺ったが、自分にはわかりかねた。羽黒尾根には詳しいらしいが、石祠の件を尋ねると、ご存じないようだ。どちらから? と聞かれたので群馬と答えると、「近くていいですね」と言われた。実際は近くもない。122号線でずっと2時間以上かけて来ている。

(赤ペンキがいくつかあった。これに関しては「617ゆ」と読めるが)


(待ってましたとミツバではがっかり)


(アカさんはいないのかね)


(ほっとする。以前は、間隔が短すぎて付けられたテープに腹立たしい思いをしたものだが、今はうるさくない限りは何も感じなくなった)


 話をしながら一緒に歩いたが、自然に先行してしまった。Aさんからは「この先に長い急なところがあって、それを過ぎると気持ちよく歩けますよ」とアドバイスを受けた。確かに、以前歩いた9年前はずっとガスっていて、周囲も見えず、特別な印象はなくただ歩いただけで、きついも何もなかった。今日は晴天。この先を期待したいが、ポツラポツラと疲れかけのミツバツツジを見かける程度で、この分ではアカヤシオは期待できそうにはないようだ。
 花も少なくなって、相変わらず石祠を探しながら歩いていた。すでに過ぎていたことは知らない。目の前を野ウサギが一羽走って行った。ヒマつぶしに写真でも撮ろうと追いかけたのがいけなかった。倒木を越えようとしたら、地下足袋のピンをズボンに引っ掛けて前のめりに転倒。倒木にモロに右の向う脛を打ちつけた。痛いのなんのって。しばらく痛みが治まるまで座り込んだ。打撲の薬は塗ったが、歩けば痛みはあって、帰路の黒岩尾根の下りで確認すると、血が滲んだ傷になっていた。実は、先日の黒岳でも同じようなことをやり、左脛に傷が残っている。おそらく、脚の上げ下げの高さが老化で相当に低くなっているからこうなるのではあるまいか。あざ笑うように、ウサギがもう一羽、すぐ脇を走って行った。そういえばと気づいた。いつもは見かけるシカのフンを見ない。この尾根にはシカが少ないらしく、フンを見たのは黒岩尾根に近づいてからだった。
 たまに樹に赤ペンキで記された文字を見かける。数字のようでもあるが、読みとれない。ハイカー向けのものなのかよくわからない。1122m標高点付近だが、その数字にも見えない。ミツバツツジがまた出ては消えた。ここに新しい手書き標識を見かける。登って来た方向に向けて「田母沢バス停→」とある。こういうのを見ると、ルートを間違っていないとわかっていても安心する。

(同じ風景が続く。まだ期待感はあるので我慢もできるが、曇天なら気がおかしくなりそうだ)


(またあなたですか。みー猫さんには悪いが…)


(撮るものがない)


(こんもりとは見えるが、あの登りはつらかった)


 また赤ペンキ。読めない。いったい何だろう。考えながら歩いていると、前方にこんもりしたピークが見えた。今の標高は1150m地点。Aさんが言っていた「長い急坂」とはあのピークまでのことらしい。確かに、事前調べの1200mからの等高線が狭い区間にあたっている。

(少しの我慢かと思ったが)


(後半部でこんなのが出てきた)


(もう少しの辛抱。だけど、殺風景な景色が続くわ)


 地味にきつかった。とにかく長い。ぶつけた足の痛みも加わった。あの樹まで行ったら立ち休みの繰り返しになった。その「あの樹」もほどなく手前で分割されるようになった。そのうちにトラロープが出てくる。見下ろすと、Aさんの姿は視界にはない。とろい歩きをしているオレよりも相当に遅いお歩きのようだ。何してんだろうかと気になった。かろうじて、ロープに手をかけることはなかった。もっともダブルストックでは空いた手はない。

(ようやくアカヤシオ)


(見上げればこれか)


(これにアカヤシオを入れたかった。ツツジの木だけを入れてもしょうがない)


(何か知らないが、こんな小さな花がいっぱいあった。気づく前にかなり踏んづけていたかもしれない。ごめんなさい)


 ようやく緩くなったところでアカヤシオを見つけた。残念ながらそれは足元に落ちている花。見上げると、木に残った花よりも、落ちている花の方が多い。完全に出遅れだ。木に残った花にしてもすでに生気はなく花自体も小さい。皮肉にも女峰山方面が花の邪魔も入らずにすっきりと見えている。とにかく寂しい咲きだが、羽黒尾根を歩いてアカヤシオを見ずに終わるよりはましだろう。高度計は1325mを指している。
 この先、しばらく花も見ずに、とはいっても小さな花は残っているが、寂しい木の枝ぶりだけを眺めて歩いていく。男体山、大真名子山もくっきりとしている。アカヤシオを前に入れた山々を撮りたいものだが、それは叶うまい。

(これを見られただけでも不幸中の幸いと思った)


(やはり続きがない)


(せいぜいこれだ)


(特記すべきことと写真もないままに観測所に着いてしまった)


(地面は賑やかなんだけどね)


(復活かと思ったが、一時的なものかと、すでにあまり期待しなくなっている)


 黙々と登って行くと、花が半分は残っていると思われる木があった。別にこの先を期待したわけではないが、アカヤシオ目的で選んだ羽黒尾根だから、これだけでは満喫未満だが見られただけで十分。これとて、地面に落ちている花の方が多い。
 ポツラポツラとアカヤシオが出てくる。青空を入れるとまだ寂しい。賑やかなのはピンクに覆われた地面。それでも、いくらか木の花の密度が増したような気がしないでもない。
 モッコ平雨量観測所に到着。この尾根唯一の人工物だ。銘板には標高1406mとある。この先、花は地面だけといった状態がしばらく続く。そしてまた復活。何だか、貴重な写真を撮っているような気になる。

(おっと、期待してしまった)


(期待が続く)


(以降はコメントなしで「同じく」で)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じく)


(同じくだが、これを最後に消えてしまった)


 1500mを通過。まもなく黒岩尾根に合流する。一時的だろうが、ここらでお祭り会場になってきた。地面よりも木に付いている花の方が多くなった。左の谷側を見下ろせば、アカヤシオが点々と続いている。周囲のアカヤシオもまた、大きなピンクの花を開いている。おそらく、一時的ではなく、これが最後のふんばりなのかもしれないが、ようやく終点近くでアカヤシオを堪能できるというのも、疲れていかれかかった身体を引きずって来た立場からすれば、とてつもなくうれしい。コースから外れて、散々、写真を撮りまくった。時間もかなり費やしてしまった。

(いきなり寂しくなって)


(黒岩尾根に合流。しばらく歩いていなかったが、黒岩尾根の道筋はもっと明瞭だったはずだが)


 お祭り会場は、未練なさげにあっけらかんに終わった。その間、石祠の件は頭からすっかり消えていた。間もなく黒岩尾根に合流。急に暑くなった気がした。余韻に浸かりながら休んでいると、Bさんがやって来た。最初、Aさんかと思ったが、長靴ではなく登山靴。バリバリの長靴をザックに入れられるわけがない。年格好が同じようだったからそう思ったが、Aさんではなかった。後で写真を見ると、服装も違っていた。そしてCさんが続いて羽黒尾根から登って来た。この暑い中、あごにマスクを引っかけていらっしゃる。それぞれに単独歩き。しばらく3人で話をした。
 BさんもCさんも、この辺をよく歩かれているらしい。Cさんがおっしゃるには、今季の羽黒尾根のアカヤシオは早過ぎた。こういう場合、黒岩尾根にツツジはないとのこと。両尾根の花咲きの因果関係を説明してくれたが、よくわからなかった。理科の先生なのかなと思った。お二人が「あの方は目印を付けて歩いている方みたいだ」と言っているのを耳にし、それはAさんのことだろうか。BさんもCさんもここから黒岩尾根を下るとのことだったが、Cさんは、こんな天気の良い日に来られたから、黒岩まで行って、雲竜渓谷の山襞写真を撮りたいが、疲れたし、どうしようか迷っているとのこと。
 帰路のことを、マーカーを引いた地図を取り出し、自分はこのルートで戻ろうと思っているのだがと話すと、Bさんが、前回、同じように破線路下りをしようとしたが、そんな道はなく、大回りして林道歩きになってしまったとのこと。Cさんが言うには、確かに破線路はないが、禁断碑の手前から尾根筋を下れば(予備案として、それにもマーカーは引いていた)、途中から破線路が出てくる。ただ、最後は沢を渉らねばならず、以前は渡しの橋があったが、今はどうなっているのかわからない。尾根型はわかりづらく、危険個所はないものの、地図以外に高度計とコンパスを持っていないと難しいかもしれない。GPSがあれば大丈夫だろうとのこと。いろいろと参考になった。ちなみに、Cさんはタクシーを使われたとのことで、そのまま黒岩尾根を下られるようだ。

(一足先に黒岩尾根を下る)


(随分とさびれた道筋になっていた)


(白樺金剛)


(水呑の石塔)


 一足先に黒岩尾根を下る。こんなんだっけ? と思うほどにヤブ化していて、道もわかりづらくなっている。今度は下り一辺倒になってしまったからか、白樺金剛を過ぎてから右脚が攣り出した。芍薬甘草湯を一服。即効で痛みは消えたが、今度は左脚にきた。二服目。Cさんがおっしゃったように、確かにヤマツツジすら咲いていない。ジリジリと暑くなる殺風景な中を踏み跡を外さないように下って行く。風景だけは見慣れてはいるのだが。

(懐かしい光景だ)


(水場の分岐)


(下りで唯一見かけたミツバツツジ)


(そして稚児ヶ墓。見る花もないと、ここまでも長く感じる)


 そろそろ稚児ヶ墓。手前で水を飲んでいると、Cさんが下って来た。やはり黒岩尾根はやめたそうだ。Cさんは稚児ヶ墓で菓子パン休憩に入っていた。どうも、このCさん、さっきから気になっていたが、どこかで見かけた記憶がある。どこの山だったろうか。まさか、ぶなじろうさんじゃあるまい。そんな偶然があるわけない。まして、オレがちらりと見かけたぶなじろうさんは、もう少しがっしりした体格のイメージだったし、その時も、ぶなじろうさんであることは後になってから氏のブログで知ったからのこと。あり得ないとすぐに打ち消した。

(間もなく禁断碑だ。ここにはテープはあるが、分岐ではなさそうだ)


(ここから右に行けばよかったが用心した)


(ここで禁断碑への道から離れる。うっすらと踏み跡が続いていた)


 さて、これからが問題だ。禁断碑に出る前に右に下らないとならない。特別な尾根型にはなっていないが、樹に黄色のテープが二巻されていたのが気になった。とりあえず見送って先に行くと、今度は黄色のテープが樹の枝に垂れている。ここからだろうかと入り込む。ヤブの中にうっすらと踏み跡がある。

(尾根は広くなっていて、テープのないところは薄い踏み跡を忠実に下った)


(これは防火線かと思う。よい雰囲気だった)


(これがCさんがおっしゃった破線路かねぇ)


(安心した。この尾根下りは、二巻の黄色テープが目印になっているようだ)


(道といえばそれらしい道があちこちにあって悩むが、あくまでも黄色テープを追っかける)


 尾根型は不明瞭。疑心暗鬼ながらも下って行くと、最初に見かけた二巻のテープが出てきた。そのテープも、林業目印用の太い樹ではなく細い木に付けられている。確信というのも大げさだが、この二巻のテープを追えばいいのかもしれない。
 雰囲気の良さげな防火線に出た。おそらく、これが尾根の中央部だろうが、防火線が終わると、作業道があちこちから入り込む。おそらく、Cさんが言っていた「途中から破線路」とはこのことだろうが、枝分かれもするので、二巻のテープだけを探しては頼りにした。そのうちに、「殺生禁断石 田母沢 寂光の滝」の手書き標識を見かけた。新しい板だ。間違っていないことにほっとする。

(下に沢が見え、民家もある。成功だった)


(ここをクリアして)


(集落に出た)


 作業道のようなところを下って行くと、民家が見えた。その手前には沢が流れている。沢幅は1.5mほどのものか。上流、下流を見ても板の渡しすらない。ぐらつく石に足をかけて、あとはストック固定で何とか対岸に渉った。すこし這い上がると、車の置かれた家の玄関先だった。

(県道歩き。応える)


(道祖神か?)


(長靴Aさんの車だろう)


(帰着。くたびれた。とにかくタバコを吸いたかった)


 何ということもない上りだが、駐車地までの舗装道歩きはここからがきつかった。距離はたいしたことはない。脚の痛みはぶりかえし、身体もかなり消耗している。カローラフィルダーはそのままに、人の姿はなかった。幾ばくの上りを耐えて駐車地に到着。とにかく、荷物をおろし、地下足袋を履き替え、車の中に置いてあったタバコを取り出し、石塔のそばに座り込んで安堵の一服をした。疲れた。
 本日の予定では、この後に寂光の滝見に行くことになっていた。滝までは若子神社の駐車場からそれなりに歩くことになる。キャンセルだな。タバコを吸っていると、ザックを背負った青年が下から上がって来た。もしかすると、同じコースを歩いたのかもしれないな。疲れた表情はなく、元気にコンニチワだった。

 帰路のドライブ。クラッチを踏む左脚が無性に痛くなり、大間々のコンビニに車をとめて、芍薬甘草湯をもう一服。一日に三服もしたのは初めてだ。

(今回の軌跡)

この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

※ぶなじろうさんのブログ記事を拝見し、まさかと思った。本記事での「Cさん」とは、やはりぶなじろうさんご本人だった。何とも奇遇であった。ぶなじろうさんの記事には、「爺さんB」としてオレのことが掲載されている。参照⇒ここをクリック。

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2 コメント

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Unknown (ぶなじろう)
2024-05-05 20:14:55
今晩は。
まさかの出会いでした。本記事においては「爺さんC」としていただければ、私としては安堵するところです。また、現地では失礼な物言いがあったかもしれず、大変恐縮しております。数年前からの食欲不振が現在も続いていて、激ヤセした姿をさらしてしまって少々のはずかしさもあります。仏ノ山峠でたそがれさんをチラリと拝見した姿を思い起こしてみますと、いまさらながら、なるほどそうだったかと思い至る次第です。
石祠は、林道と林道の間の区間にありますが、倒木の下敷きになっていて分かりずらくなっていました。
私は水呑みの碑を見過ごしていました。たそがれさんの記事で倒れていることが分かり、なるほどと思いました。
殺生禁断境碑からのルート上の黄色の2本はAさんによるものかもしれません。昨年黄色2本を巻いて、今年は残存の確認と赤色の巻き増しを行うのだと言っていました。
とりあえず、最終盤のアカヤシオが見られてよかったですね。
ぶなじろうさん (たそがれオヤジ)
2024-05-05 22:50:52
ぶなじろうさん、早速のコメントありがとうございます。しかしながら何とも奇遇なものですね。実は、黒岩尾根の下りを撮るふりをして、BさんとCさんを入れた写真を撮りまして、ともに、お顔がはっきりした写真は残しました。山で印象深い方々と出会った場合、よくこの手を使って、アルバムに残しています。それを後で眺めながら、改めて、Cさんは、やはり、どこかでお見かけした方だなと思った次第です。
失礼な物言いも何もありませんよ。私には、そんな感じはまったく残っておりません。そして「爺さんB」で結構。むしろ、黒岩尾根コースを下るルートの説明が的確で、やはり、別案で考えていた、尾根伝いで正解だったことは感謝の次第です。しかし、今さらながらですが、ぶなじろうさんは、ご自身のブログにないような(私が気づいていないだけかも?)ルートに精通されていることに驚きましたよ。少なからず、ぶなじろうさんのアドバイスで下ったルートは、ぶなじろうさんが下られた時にはテープも何もなかったのではないでしょうか。叩けば鳴るの即応には感心しております。
Aさんの件ですが、奇特な方ですね。さらに赤テープを加えたのですか。何もそこまで他人への配慮をと思ったりしますが、三本線になって余計に目立って、良い目印になると思います。間隔も手頃だったし。
これまで、ブログ記事で、年配者のことをオッさん、オジさん、G、ジイさん、B、オバちゃん……などと使い分けていましたが、最近、自分の目線からして区分けもまたあやふやになってきて、今回から、そんな表現はヤメにしました。若い方についてはそのままいきますけどね。いくら何でも「爺さんABC」でもないでしょう。
本題から外れましたが、今回は、羽黒尾根をあきらめずに登って正解でした。そろそろシロヤシオかと思いますが、ヤマップ記事を見る限りでは高山もまだまだのようです。去年は5月24日に行って盛況でしたけどね。今年はどうなることやらです。

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