物価高騰は一向に収まる気配が見えない。
その物価高騰対策として、ガソリンの値上がりについて、岸田政権は補助金を出すことしか考えつかないようだ。
どうせ税金から回すわけで税収も増えている、人気取りにもなるからこれが良い、と安易なことだ。
それもガソリン税の引き下げが真っ当なやり方なのだが、
石油会社に補助金を出す手法だから本当に税金がまともに使われているのか、疑問だ。
これでは節約することも甘くなるし、企業努力もお座なりになる。
こんな「麻薬を打ち続けるやり方」で良いのだろうか?
もう一つやらなければならないのが「円安対策」だ。
物価高騰対策としてアメリカは数回にわたって利上げをしている。
一方日銀の植田総裁は煮え切らない。利上げするのかしないのか?
はっきりしないから、円安はジリジリ進む一方だ。
「疾風に勁草を知る」ということわざがある。
困難や試練に遭遇してはじめて、その人の意志や節操の堅固さわかるというたとえ。
強い風が吹いてはじめて、風にも負けぬ強い草を見分けることができる。
パフォーマンスで刺身やホタテなど食べている場合ではないのだ。
やるべき政策をしっかりやることが大事だ。