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朝日新聞には腹立たしい思いがある

ずっと朝日新聞を読まされていた

 社会人になるまで実家暮らしでずっと朝日新聞を読んでいた。両親は特段の学歴もない庶民だっだが、他紙の勧誘が来ると「うちは親の代から朝日新聞だ」と自慢げに答えて断っていた。どういう経緯でそうなったのかは分からないが、昔は朝日が一番高級紙だというイメージがあったのも事実だろう。受験とかでも、よく朝日新聞の文章から出題されていた。

 社会人になり、いろいろ本を読み、ネットの普及で調べやすくなり、何が真実かをだいぶ知るようになった。朝日新聞に対して一番腹立たしいのは、高級紙のイメージを悪用して捏造、偏向報道を続け、それを知らずに私も含めた多くの人が読まされ続けていたことだ。それは今も続いていると思う。


虚偽の報道を平気で続けていた

 一番影響の大きかった虚偽報道は、公娼制度があった時代にそれに応募しただけの人に対して、元々は "従軍慰安婦"という言葉すらなかった"慰安婦"問題を作り出したことだろう。1882年の記事に始まっていて、当時学生だった私はその関連の連載記事を読んでいた記憶がおぼろげにある。1990年には誤報だと分かっていても認めようとせず、その後も嘘を流し続け、問題をあおり続けた。誤報を認め謝罪記事を出したのは、2014年のことだ。ただ、これは国内向けだけらしく、海外向けには似たような発信を続けているらしい。


GHQの占領政策

 学校では習わなかったが、戦後、米国は大規模に焚書を行い、日本人に罪の意識(自虐史観/東京裁判史観)を植え付けて二度と歯向かわないようにするための洗脳教育を実施した。それらを日本の税金を使って高給を払って日本人に行わせ、そのことを口外することも禁止した。協力した人は、元々恥ずかしくて人には言えなかっただろうけど。

 興味があれば手始めに、古い本であるが江藤淳さんの『閉ざされた言語空間』とか櫻井よしこさんの『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く』辺りを読めばいいだろう。
 また、日本人に自虐史観を植え付けた占領政策WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)については、 ケント・ギルバートさんが一次資料があることを紹介している。

WGIPの一次資料は下記にある。


GHQの洗脳教育に協力してきたメディア

 朝日新聞に限らず、日本の昔からのメディアはGHQの占領政策、洗脳に積極的に協力することによって戦後を生き延びたことが根幹にあるのだろう。GHQによる発刊禁止処分を恐れ、色々禁止されたり、検閲されたので仕方ない面もあるし、他紙も同様だが、最もうまく迎合したのが朝日新聞なのだと思う。

 その過程で意に反する人は排除され、意に沿って記事を書く人や行動する人が重用されたため、次第に組織の意思が確立され、捏造、偏向報道を平気でやるようになったのだと考えている。
 志や良識をもって入った人でも染まっていく、長く居るためには染まらざるを得ないのが組織というものだ。変革は難しい。

 日本政府や政治家も多分本当のところは結構知っているのだと思うが、実質的に未だ米国の支配下にあって、東京裁判史観を否定したり、戦争前後のことで米国や連合国に都合の悪い本当のこと、本音を言うのはタブーなのだろう。当時の政府が決めた正式な大東亜戦争という正式用語さえ使えずにいる。
 したがって、政府にも一定の責任はある。


企業文化としての偏向報道

 昔は、新聞はまず事実を報道するものだと思っていたが、朝日新聞では「角度をつける」のが普通らしい。以下の記事があった。

 事実はきちっと公平公正に伝えた上で、意見は自社の方針に沿って展開するならいい。切り取りや報道しない自由を駆使し、さらに関連ないところをつながっているように誤解させる等をやられると、何もかも信用できなくなっていく。朝日新聞は既に、その領域にあると思う。実態を知る人が多くなり、発行部数も減る一方だ。
 毎日新聞も負けず劣らずひどそうだ。原英史さんをめぐるウソのキャンペーンなんかも呆れてしまう。

 朝日新聞や毎日新聞は、ホワイト国除外の件でも、韓国に沿った論陣を張っている。まだ読めていないのだが、『新聞という病』という本の著者の門田 隆将さんの記事だ。


情報弱者にならないために

 新聞、テレビのニュースやワイドショーを素直に見てしまう人は、情報収集しているつもりでもいつの間にか情報弱者になってしまっている。トランプ大統領がフェイクニュースという言葉をはやらせたが、アメリカも含めてフェイクニュースが多いのは嘘ではないらしい。

 必要なら書籍で勉強し、ネットをうまく使って、調べ、確認する習慣を付けないといつの間にか惑わされてしまう。きちっとした情報を発信してくれる信頼できそうな識者を見つけるのも大切だ。現役世代は忙しいので、大変だろうけれども。



 年末にあまり気持ちのよい記事でなくて申し訳ありません。
 プログを読んでいただいた皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


【2020.1.9追記】
 戦後の検閲の実態を解説している動画があった。三橋TVは大体見てきたのだが、見そびれていた分の中にあった。他の回の内容も有益なものが多いと思うので、視聴を推薦したい。



【2020.3.24追記】
 朝日新聞を代表とするマスコミについて武田先生が語っています。YouTubeですが、基本は音声だけです。本内容に限らず、武田先生の事実重視、科学的な色んな解説は勉強になります。



【2021.6.1追記】
 5月31日に朝日新聞の虚偽報道を巡る国会答弁があったが、朝日新聞をはじめマスコミは報道しない自由を行使しているみたいだ。元の門田さんのツイート(下記の出所のリンク参照)が消えてしまうかもしれないので、切り抜きも貼っておく。



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