Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

運転士の仕事の先輩後輩、人間関係の最後の守り神。

2024-03-22 12:04:34 | 観光・サービス
私は、バス運転士歴は4年1ヶ月ですが、その前に軽貨物運送を3年6ヶ月経験しています。

そのため、本日の話しの内容は7年7ヶ月の運転士歴の人間が話すこととして受け止めていただければ幸いです。

バス会社や貨物運送の会社での上下関係などの人間関係は、一般の会社の人間関係に比べ厄介な側面を多分に持ちます。

私は、これを昭和型の日本式経営の弊害であると認識しています。

会社が主催して責任ある仕事に就かせるため、ある種のシゴキを新人に課すことは、私は仕方がないことと受け止めています。

また、先輩が個人的に行うシゴキなども会社がきちんと把握して、結果の責任が取れるなら同じく新人は受認すべきと思います。

しかし、中にはごく地元の個人的な繋がりのためのシゴキや嫌がらせを、会社の預かり知らないところで行う先輩運転士等がいます。

この場合、人生がおかしな方向に向かう可能性もあるため、運行管理者等の正規の問題解決ルートを使用して、なるべく早めに解決を行う必要があります。

基本的にバス会社の場合、入社の際に筆記試験を設けているため、著しく一般常識の欠けた人間は予めフルイにかけられるはずですが、完璧ではありません。

こんなことを考えると、バス会社や運送会社の志望者は、勤務が難しく感じることは仕方がないように思います。

こういった問題を未然に防ぐ有名な方法としては、運転士には一定の距離を取りながら付き合うしかないと思います。

変に親しくなり距離を割ると、後々面倒くさいことに巻き込まれる可能性があります。

さて、問題は上記の面倒くさいことに巻き込まれた場合の後で、運行管理者などの正規のルートでも解決が困難な場合です。

この場合は、基本的に多くの運転士は言いなりになり、泣き寝入りする可能性があります。

そうならないための最後の切り札は、事前に用意しておく必要がある業界かもしれません。

私が考える最後の切り札としては、「弁護士費用保険「ミカタ」【ミカタ少額短期保険株式会社】」です。



トラブルの内容に適した弁護士等を、月々の少額の掛金で利用が可能になります。

また、この保険に加入するだけでも、トラブルに対する精神的な負担は相当軽減されると考えます。

確かに、この保険には異論もある場合がありますが、事前準備として何もないよりはましだと思います。

是非とも、内容の確認だけでもされることをおすすめいたします。

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