奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 植物、猫

2024-04-30 20:38:17 | 奈良散策
奈良散策 第1144弾


4月28日早朝の散歩のときに撮った写真です。





用水路に生えているエビモに地味な花がついていました。





ユキノシタの花茎が伸びてきました。





これはカラスビシャク。昨年、生えていた場所を知っていたので、いつ伸びてくるのか気にしていたのですが、4,5日散歩に行かなかったら、もうこんなに伸びていました。





「猫広場」で猫が寝ていたので、写真を撮っていたら、こちらに気が付いたようです。よく見ると、足元にもう1匹いるようです。



金魚池の縁にも1匹いました。









バンの嘴が綺麗な赤色になっています。



これはモズ





そして、道の脇に咲いていたノイバラ





遠く、矢田丘陵を見ると、シイの花が真っ盛りのようです。



金魚池では産卵のために金魚がのたうち回っています。。



キショウブが咲き始めていました。





なぜかこんな砂利を敷いた駐車場にコチドリがやってきます。





これはムギセンノウ



この間から、ギシギシが気になっていたので、写真を撮りました。



穂の上の方は花が咲いています。



中間領域には若い実ができています。



そして、下の方の実です。



これは葉の基部です。結実の形と葉の基部の形から、ギシギシかナガバギシギシだろうと思われます。「帰化&外来植物950種」を見ると、結実に明確なとげ状突起が見当たらないのと、葉の基部が次第に細くなっているので、ナガバギシギシの方かなと思っているのですが、よくは分かりません。



金魚池の縁に猫がいました。キジ猫と黒ブチ猫です。





寝そべっているキジ猫に黒ブチ猫が近づいていきます。



特に何も起こらず、2匹ともそのまま寝そべってしまいました。

県庁展望台と漢國神社

2024-04-29 21:03:53 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1143弾


4月19日、近鉄奈良駅近くの漢國神社で饅頭祭がありました。11時からだったのですが、途中で失礼して、興福寺に行きました。その後、県庁屋上にある展望室にも行ってみました。



これは以前に撮った写真ですが、県庁の屋上にはこんな建物が建っています。以前、屋上に登ったときにはここに行きそこなったので、この日は行ってみました。





屋上からは階段で2階分ほど登るのですが、そこにはこんな展望室がありました。





部屋から出るとさすがに良い眺めです。南側を見てみました。まもなく修繕工事に入る興福寺五重塔の近くにとてつもなく高いクレーンが立っていました。



これは東側を見たところです。若草山が見ています。



望遠で拡大してみました。遠足の子供たちが登っている様子が見えました。



これは西側を撮ったところです。遠くに生駒山が見えています。




県庁から漢國神社にもう一度行ってみました。午前中に饅頭祭があって、大勢の人が来られていたので、その後どうなった見にいったのです。さすがに神社に人の姿はありませんでした。





ついでなので、お供えを見ていきました。全国のお菓子屋さんからのお供えが並んでいました。



これは饅頭祭があった林神社です。



神社の横にあったお供えも撮ってみました。



これは奉幣に用いられた幣のようです。



神前のお供えです。この前に多くの饅頭が供えられていたのですが、無くなっていました。例大祭次第で「撒饌」と書かれていたので、見物客に配布されたのかもしれません。初め、撒饌は饌(お供え物)を撒くことかと思っていたのですが、調べてみると、神前の供え物を下げることという意味だそうです。



これは漢國神社の拝殿の中です。この中に多くの来賓の方が座っておられました。



13時半から神社の前で餅つきがあるというので見ることにしました。広場の真ん中に臼が置かれています。



時間になったので、被せてあった覆いが取られました。



長い棒で餅つきをするようです。一般の方に声をかけて餅つきをする人を集めました。



5人集まったので、臼の中にもち米を入れました。



音頭に合わせて餅をつき始めました。





餅つきはかなり大変な作業なので、途中で2度もメンバーの入れ替えがありました。つき終わった餅は試食ができるようだったのですが、先ほど、つきたてのよもぎ餅を食べたばかりだったので、今回はパスしました。

興福寺散策

2024-04-28 21:16:39 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1142弾


4月19日に漢國神社の境内社林神社で開かれた饅頭祭に行った後、興福寺に向かって歩きました。



三条通を通り、途中の中谷堂で買ったつきたてのよもぎ餅を食べて、興福寺南円堂に登る階段の途中で左に折れてみました。ここからは南円堂の裏側が見えます。



正面には国宝の三重塔がありました。これまで南円堂には何度も来たことがあったのですが、こんなところに立派な三重塔があるとは知りませんでした。





後ろの住宅が写らないようにいろいろな角度から撮ってみました。



これは水煙です。







この日はナラノヤエザクラが満開でした。





これはアセビ。



さらに階段を登るとちょうど南円堂の裏側に出ます。



国宝の北円堂は柵の中でした。



戸帳(とちょう)の鹿の模様が可愛いですね。



国宝の五重塔は120年ぶりの保存修理工事に入り、令和13年までは姿が見えなくなってしまいます。





こちらは普通の八重桜です。





これで五重塔も見納めになるかもしれないので、もう一度写真を撮っておきました。



中金堂は平成30年に復元されたばかりだったので、これまで拝観したことがありませんでした。それで、一度、拝観してみることにしました。





中には廻廊の礎石が並んでいます。



かなり広い敷地です。



鴟尾はこんな形です。



これは中金堂を正面から見たところ。



中金堂の中には江戸時代に造られた木造釈迦如来坐像を中心に左側に重文の薬上菩薩、右側に同じく重文の薬王菩薩、その外側には国宝の木造四天王立像などが並んでいました。法相柱と言って法相宗の祖師の絵が描かれた柱もありました。



中金堂から外に出たところです。これから奈良公園を通って、県庁の展望台に行き、その後、漢國神社に戻りました。それは次回に回します。

早朝の散歩 ネコ、植物

2024-04-27 20:49:22 | 奈良散策
奈良散策 第1141弾


4月25日早朝の散歩のときに撮った写真です。



最初はヤマトシジミ。朝早いとチョウはだいたいじっとしています。



稲刈り後の畑がナヨクサフジで覆われていました。ずいぶん増えましたねぇ。



これはカラスムギ





ちょっと見ないうちにカラスビシャクがにょきにょき生えていました。



「猫広場」にいた黒猫です。ちょっと大人しい感じです。









こちらは金魚池にいた別の黒猫です。怖い顔をしています。



電柱の上に止まるアオサギです。



ため池にキンクロハジロがいました。渡らないのでしょうか。



ノイバラの花。



ナガミヒナゲシの花。



これはヒバリ。何かくわえています。



そして、これはウサギアオイ







小さな花です。ちょっと拡大してみました。



これは実です。





黄色の花がぽつんと咲いていました。名前が分からないので、Googleレンズで調べてみると、ナルトサワギクという名前が出てきました。特定外来生物に指定されているようです。





ツツジが咲き始めていました。







別の金魚池にはキジ猫がいました。金魚を捕まえているようです。

林神社の饅頭まつり

2024-04-26 21:23:53 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1140弾


4月19日に奈良市にある漢國(かんごう)神社の境内社である林(りん)神社で饅頭まつりがあるというので行ってみました。林神社は日本に饅頭を伝えた林浄因を御祭神として御祀りする「饅頭の社」です。林浄因は1349年に中国から来日しました。中国では肉の入った饅頭を作っていましたが、肉が食べられない僧侶の為に小豆で餡をつくった饅頭を創作しました。この評判が広がり、僧侶だけでなく、宮中にまで献上するようになりました。その子孫の林紹絆は大和芋を入れた饅頭を創作しましたが、応仁の乱が始まったために三河の塩瀬に疎開しました。そして、塩瀬を看板にしたのが、現在の塩瀬総本店につながっているようです(塩瀬総本店、「塩瀬と和菓子の物語」による)。4月19日は林浄因の偉業をたたえると共に、菓業界の繁栄を祈願するために「饅頭まつり」が開かれ、全国から饅頭が献上されるとのことです。





饅頭まつりは11時から始まるというので、そのちょっと前に漢國神社に着きました。



いつも静かな漢國神社にこの日は多くの人が集まっていました。右のテントは来場者の受付です。



神社の裏側には屋台も出ていました。当時の作り方で作った「復刻奈良饅頭」を買うために人の列ができていました。



舞台の上では関係者が座っていました。



奥には献上された饅頭も並んでいます。





本殿の前にもたくさんの饅頭が供えられていました。



これが例大祭次第です。





11時になると例大祭が始まりました。



菓子業界の来場者がいっぱいで、こんな後ろから見ることになりました。



そして、修祓が始まりました。この後、献饌、奉幣などがあり、祝詞の奏上がありました。



それが終わると、合唱団が入ってきました。例大祭次第によると、「奈良に思えば合唱団」のようです。





例祭ではたいがいお神楽の奉納があるのですが、今回は合唱です。ちょっと驚きました。「奈良に思えば」と「まんじゅう数え歌」が歌われたようです。



合唱の後は玉串奉奠があったので、途中で出てきました。境内は人でいっぱいでした。200人以上はいたのではないかと思います。





屋台の方に行ってみると、「復刻奈良饅頭」はもう完売になっていました。





境内に戻って植物を撮りました。フジは満開でした。





これはモッコウバラというようです。この後、興福寺の方に行ってみました。それは次回に回します。