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介護士は体力がないと働けない?

介護士の一日の仕事の流れとは

2024-02-22 00:40:43 | 仕事

介護士も、給料をもらって働くという点では、サラリーマンとそう大きく変わるものではありません。その一日の流れも同様に、出勤から始まり、退勤に終わります。と言っても介護サービスには、有料老人ホームのように入居して利用するものもあれば、通いで利用するデイサービス、利用者の自宅で介護を行う訪問介護など様々な種類があり、夜勤と日勤の違いもあるため、一日の流れも一通りで表せるものではありません。今回は介護サービスの中でも最も一般的でイメージしやすい、有料老人ホームでの日勤を例として一日の流れを追ってみます。

まず、出勤は朝8時から8時30分になり、夜勤のスタッフからの申し送り事項の共有を受けてから勤務が始まります。朝食の準備までは夜勤のスタッフが行っていることが多いため、最初の仕事は朝食の片づけや、その後の排泄介助からになります。その後は入居者の健康チェックを行い、担当の利用者に応じて部屋の掃除や入浴の介助、外出の付き添いなどを行います。

その一方で、洗濯や昼食の準備といった生活援助も並行して行われ、昼から午後にかけての介護に備えます。昼食の後は、排泄介護などはあるものの、比較的業務が落ち着く時間帯となるため、スタッフにとっても休憩時間となります。

午後から夕方にかけては、休憩の後にレクリエーションの準備や夕食の準備を行い、17時から17時30分には申し送り事項をまとめ、退勤時間となります。もちろん、ここに書かれている以外にもイレギュラーな対応があったり、場合によっては残業もあったりすることには留意したうえで参考にしてください。