パパに、たくさんのコメントくださってありがとうございます
皆さんの優しいお気持ちが、とっても嬉しかったですよ
(↓ ささやかな御褒美
は・・・ 前回のパパのレポートの続きで~す
)
最終日の夜、またこの様に寒さに耐えながら寝るのかなと思いきや
な・な・なんと
第二管区釜石海上保安部の計らいで・・・
第七管区福岡海上保安部所属
PLH 級 ヘリコプター搭載型巡視船
ち く ぜ ん
この船に、泊らせて貰う事になりました。
釜石海上保安部の方から今回の津波の事を、いろいろ聞くことができました。
話をされている保安官自身も被災し、海上保安部の入る合同庁舎も壊滅的な被害を受け
本部を巡視船「ちくぜん」に移し、行方不明の捜索など海上保安業務を行っています。
ほんとに美味しかった ありがとうございました
映画・・・「 海 猿 」は、この船での撮影だそうです。
海上保安官が、巡視船内を案内して下さいました。
30mm砲です。
この他に、20mm多銃身機銃があります。
30mm砲は、保安官がこの中に入って操作します。
海難救助ヘリでもある 「 お お ほ り 」
このヘリのお世話にならないように気をつけないと・・・
この船の心臓部でもあるエンジン
Ⅴ型12気筒×2
しかしデカイ 1日に、重油50キロリットル消費(原速航海時)するそうです。
今日は、ここでお泊りです。
タンカーが、完全に岸に乗り上げています。
これは↑のタンカーが津波により太い綱が、切れ流されぶつかって破壊したそうです。
その右横に少し見えるのが、海上保安部の入る合同庁舎で先ほど案内して下さった
海上保安官の方達は被災当時庁舎の屋上に避難した所、先ほどのタンカーが建物を
破壊し、その後引き波により港の岸に乗り上げ、またヨセ波が来て片方が岸に
引っかかった状態で、ぐるっと回って・・・
今度は庁舎に向かって突っ込んで来て、約20メートル位の所で止まったそうです。
(そういう状態が)津波が引くまで7回くらい行ったり来たりしたそうで・・・
タンカーが迫ってくるたびにもうダメかなと・・・
しかしそう思いながらもタンカーの乗組員をなんとか助けられないか必死に考えたが
「誰かいるかぁ~?大丈夫かぁ~?」と、必死に叫ぶことしかできなかったと・・・
今回泊った巡視船「ちくぜん」も、過去に能登沖不審船追跡事件でも活躍した船でも
あります。
海難救助、北朝鮮による工作船、尖閣諸島における中国漁船による追突事件など
自分たちの知らない所で、日々命懸けの任務をこなしています。
今、日本の国境を大した装備ももたず必死になって守っている、まさに現代の防人である。
自分達が、のほほん~と生活できるのも自衛隊や海上保安官が人知れず働いてくれて
いるおかげだなと、深く感謝します。
今回、災害医療支援と形で釜石を訪れました、高台の観音像から望むリアス式の海は
実に風光明媚な所でした。
次回、復興なった新たな釜石、三陸の町へ必ず観光として訪れたいと思います。
今回のパパのレポートは、これにておしまいです
富山県の医療支援・その他の支援は、まだまだ続いているんですよ
みんなで、今が踏ん張りどころです
追 伸
今回の巡視船の船内写真について、機密の抵触にあたるのではと指摘ありました
海上保安官の許可を、得てますよ~
保安官いわく、この船で秘密にする所は何一つないので自由に撮影して下さいとの
ことでした (パパは、たくさぁ~ん質問してたようですよ)
このようにブログに載せることも、海上保安庁のPR活動の一環と思われます
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