チーム内で外来語のカタカナ表記について意見を取り交わしています。
「ケイパビリティ」? 「ケーパビリティ」? 「アーキテクチャ」? 「アーキテクチャー」?
私は「ケイパビリティ」、「アーキテクチャ」と表記しています。他の表記は、違和感とまではいか
ないものの、それでも統一されていない文書を見ると気持ちが悪くなります。そもそも、外来語、特に
英単語のカタカナ表記はあまり好きではないので、原語での表記を推奨しています。しかし、日々資材
作成をチームで行うなかではそうもいかないでしょう。ましてや、日本語ベースの文章で英単語表記が
混在すると文章としては読みにくいですね。図表はもっと複雑になります。
外来語のカタカナ表記については、企業・団体によって異なったり、同一企業でも表記ルール・ガイ
ドラインを変更してきたり、また標準団体が定めたりと、いろいろとソースがあります。
どれが正しいのか
というよりも、本質は「文書や体系化している文書群のなかで、表記を統一することで読み手に混乱を
与えないこと」ではないかと考えます。皆さまも同じだと思いますが、「用語表記の統一度で「文書」
の提供元の読み手への配慮や、用語に対する接し方のレベルが外部から評価されているのだ」というよ
うなことを念頭に置きながら、私は日々資料や資材など作成しています。
私がよく「資料資材の見栄えがよくない」とか「粗い」とチームにメンバーにとって煙たいことをを
申し上げ「改善」を提案している理由のひとつは、このようなことがあるからです。
閑話休題。
最近ビジネスを通して知り合った方との会話のなかで、余暇やスポーツ、競技(国体やオリンピック
など)としての「Bowling」が共通の趣味であることがわかりました。「今度品川の○○センターで勝負
しよう」という展開になりました。この「Bowling」もカタカナ表記では「ボウリング」です。しかし、
ボウリングをたまにしかやらない、知らない方々は「ボーリング」(穴を掘ること)と用いるものの、
誤用とまではいえません。事例でいうと、品川にあるボウリング場は2000年くらいまで「品川プリンス
ホテルボーリングセンター」と登録されていました。世間では「ボーリング」「ボウリング」どちらが
馴染みがあるのかといったように、「するべきである」「すべきである」や「見られる」「見れる」と
いう表記と同じような議論になります。
ちなみに、同センターは現在「品川プリンスホテルボウリングセンター」と変更されています。西武
グループの施設で他にもボウリング場があるのですが、2000年に入ってから一斉に変更されたようです。
(品川、芝、新横浜…、その後の経済不況のため閉館した施設もあります)なぜなのでしょうか。
コミュニケーションでの振る舞いと同様、使う言葉も時とともに変わっていきますね。
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※画像は某サイトから借用いたしました
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