でこのブログ☆私好みの宿日記

ryugon(龍言)  新潟県

 
 
孫からインフルエンザをうつされてしまい
1月後半から2月に掛けて、体調不良で散々でした。
熱もなかなか下がらず
咳と倦怠感がいつまでも続き
思いのほか長引いてしまって
ほぼ引きこもりの2~3週間を過ごし
やっと日常に戻りつつあります。
それでもまだ100%の体調ではなくて
私ってこんなに軟弱だったっけ・・・と
落ち込む日々です。

スマホやテレビばかり見て
ダラダラしていてはいけないと思い
宿泊してずいぶん時間が経ったので
記憶があいまいになってしまいましたが
写真もたくさん撮ったので
去年の11月に行ったツアーの様子を
ブログに載せようと思います。

去年の11月下旬

いつもの少年野球仲間との2泊のツアー旅行。

「一度は泊まりたい非日常の宿「龍言」に泊まる

長野えびす講煙火大会」

1人10万円のツアーでした。

本当は8人で予約をしたのですが2人が直前にコロナ陽性に!

今回の旅行の言い出しっぺで、一番楽しみにしていた2人だったので

本当に残念そうでした。

ただコロナが理由の場合、キャンセル料が掛からず

10万円全額戻ったのは不幸中の幸いでしたが。

名古屋駅から「ワイドビューしなの」で松本駅まで2時間。

松本駅からバスで最初の見学地

安曇野の「わざび農園」で昼食。

わさびビール、初めて飲みましたが

色の割には、さほどわさび感はなく

飲みやすかったですよ!

昼食のあと、花火会場の近くまで移動して

1998年に開催された長野オリンピックで

スピードスケートの競技会場となった

「エアウェーブ」を見学。

とても立派なスケート場で、見ごたえありました。

1周の長いこと~長いこと~~

テレビで競技を見てる時はこんなに広い会場とは

思わなかったですが、目の当たりにすると本当に広くて

素晴らしいスケートリンクでした。

お楽しみの花火は初日の夜・・・

長野はあいにくの小雨。(最近の私は完全に雨女だわ)

なんとか夜までに止まないかと願っていましたが

結局止まず・・・

バスの中で夕食のお弁当を食べ、花火会場へ。

花火は「雨天決行」だったので、バスの中でみなさんカッパを着て(傘は禁止)

会場近くの駐車場で時間まで待機。

雨ですが、観客も観光バスもすごい数で

バスの駐車場から花火会場になっている堤防まで徒歩で移動。

これが結構な距離で・・・寒いし雨だし

服はカッパのお陰で濡れませんでしたが

靴が中までビショビショに。。。。

冬の花火なんか来るんじゃなかった~~と

あちこちからブーイング!?

観覧席は、有料の特別席で

雨の中、立ち見の人と比べると、椅子もあり、広いスペースで見る事が

出来たのですが、その椅子が、段ボールで造った簡易的な椅子なので

最初は良かったのですが、段々雨に濡れて、ぐらぐらしてきて

最後の方にはつぶれてイスの役目をなさず ⤵

そんな散々な環境の中での花火大会でしたが

いざ花火が始まると、先ほどまでのブーイングは吹っ飛び

とても素晴らしくて、雨も寒さを忘れて楽しめました!!

イマドキの花火は、すごいんですねー

曲に合わせた演出あり、ドローンとの共演あり

見た事もない形や色の花火で、感動ものでした!!


渡されたパンフレットに、1つ1つの花火の

花火師さんの名前が書かれてあったんです。

その時はササっと簡単に見ただけでしたが

今、テレビのドラマで高橋一世主演の「6秒間の軌跡」という

花火師のドラマをやっていて毎週楽しみにしているのですが

それを見て、1個の打ち上げ花火を作るのに

どれだけ大変なのかを知ったので

この時の花火大会に賭ける花火師さんの努力と時間に想いを馳せると

「雨で寒い」とか「椅子がショボい」とか

そんな小さな事で文句を言ってた自分に猛反省です。

花火終了後、1泊目の「ロイヤルホテル長野」へ。

大きなホテルで、大浴場もありましたが

団体客ご用達のホテルのようで

花火の団体客がものすごい数、泊まってて

大浴場も、翌朝の朝食会場も大混雑~~~~でした~⤵⤵

 
2日目、観光先は「清津峡」
黒部渓谷(富山県)、大谷杉(三重県)とともに日本3大峡谷の1つ。
ここ、インスタで見て、行ってみたかったんですよねー
 
 
こんなトンネルをどんどん進むと・・・
こんな赤い照明だったり

 
こんなオレンジ色の照明だったり

 
丸い穴が空いてたり


たかがトンネルかと思いきや
とてもアートなトンネルでした。
 
入口から750Mほど進むと
終点となるパノラマステーションからは
渓谷の景色を水盤に反転させて幻想的な世界が広がっています。
ここがインスタ映えスポットとして有名なところ。
 
 
水盤が浅いので、水盤の上を歩いて奥まで行きます。

 
やはりツアーの良さは黙っていても
こういう人気の観光場所に連れていって
くれるところ。
自分で調べて個人で行くのはなかなか
大変ですもん。
ただ集合時間を気にしなければいけない
難点はありますが…


さていよいよ、楽しみにしていたお宿「龍言」です。
こちらの宿、ずいぶん前に、NHKのドキュメンタリー番組で
閑古鳥が鳴いてた古い旅館を、モダンにリノベ―ションして
いろいろと工夫をこらし、人気宿になったという内容の番組を見て
印象に残っていました。
それをきっかけに名前も「龍言」から「ryugon」に変え
雪国を感じる古民家旅館として再スタート。
その番組を覚えていたので、今回とても楽しみでした。
 
 
新潟県南魚沼市にある「ryugon」
なんでもない町の中に、その宿はありました。
門から玄関へ向かうこの位置から撮った写真が
よく雑誌などに載っていますが
この日は玄関外が工事中で
カラーコーンが並んでいて全く風情がなく
残念でした。
 
 
玄関。
 
 
玄関を入ると天井に「龍言」と書かれた大きな和提灯。
 


 
こちらが龍言の玄関です。
この設え、奥飛騨温泉を思い出しました。
良い雰囲気です。

 
フロント。
 
 
個人の方はフロント横にあるこちらのお部屋で
チェックインをされていましたが
私達は団体客なので、ここは利用せず。
赤い椅子がインパクトありますね。
 
 
フロントの奥はラウンジスペースになっています。
こちらは囲炉裏ラウンジ。
丸い座布団が可愛い。
 
 


 
その奥には、フリードリンクコーナー。
お菓子もありました。
夜はお酒もフリーでした。
 
 








古民家とは思えないほど、おしゃれな空間のラウンジです。
 
 
ラウンジの続きにある部屋「別邸安穏亭」
宴会や会議などで貸切で利用でき
使われていない時は、フリースペースになっています。
泊まった日の夜は、どこかの会社の宴会が行われていました。
 
 
さて、お部屋へ参りましょう。
お部屋へ続く廊下はこんな感じ。
 
 
スタンダードのお部屋です。
「龍言」から受け継いだ歴史ある梁や柱などはそのまま残し
部分的にリニューアルされています。
 

 
ベットのある寝室の奥に、畳敷きの小部屋があり
ちゃぶ台や、冷蔵庫、テレビなどが置かれています。



想像通りのお部屋でスタンダードでも十分でした。
 
元々「龍言」は、地元六日町の豪農の館や武家屋敷を
移築して建てられた温泉旅館。
平成31年にリノベーションし離れにヴィラスイートを増築。
その離れも見せてもらいましたが、イマドキ過ぎて・・・
せっかく泊まるなら、この昔ながらの伝統家屋の
スタンダードのお部屋を私はお勧めします。
 







大浴場です。



 
大浴場も風情があって良い雰囲気です。
柱時計も、ロッカーも、なんかイイ。







 
四方の壁を土や漆喰で塗った木造平屋建ての「土蔵造り」を
そのまま生かした内湯。
お湯があふれ出ています。

 
庭園が眺められる露天風呂。



とてもモダンなメインダイニング。
夜も朝もこちらで。








雪国で昔から食べ継がれてきた野の食材をベースにした雪国ガストロミー。
「ガストロミー」とは、食事と文化の関係を考察すること・・・だそうです。
「雪がもたらす恵みや文化を食で体験する」と
こちらの宿のパンフレットに書かれいました。
 
 
う~~ん、見た目も味も食材も・・・なんか質素。
 


 
朝食です。
内容はともかく
ご飯以外は最初からテーブルにセッティングされていました。
いつから置かれていたの??と思ってしまいました。
団体旅行ご用達の団体宿ならわかりますが一応高級宿の範疇で
朝食が最初からテーブルに置かれているのはここが初めてです。
 
 
食事に関しては、朝も夜も残念でした。
すべての味がぼんやりしていて
それぞれの料理の方向性が見えない。
いっそのこと、本当の田舎料理が並んだ方が
食体験としては、お宿の方向性に合っているのではないかと思いました。
 
メニューに
元祖「魚沼産のこしひかり」の一等米と書かれてあったので
さぞ美味しいだろうと白ご飯に期待していましたが・・・⤵
 
 
 
ガーデンラウンジの屋外テラス。



ヴィラスイートの写真の数枚載せておきますね。
スタンダード(クラシック)が1泊2食で1人平日25000円ぐらい。
こちらのヴィラは一番最高のお部屋で、1人5万円近くします。

 
ヴィラスイートは回廊を渡った奥にあります。











 




こういう設えの客室のお宿は箱根にも伊豆にも
たくさんあるので、わざわざ新潟の古民家の宿に行ってまで
こんなハイカラなお部屋に泊まらなくても
クラシックなスタンダ―ドのお部屋の方が
十分「龍言」の良さが伝わると思います。
 
 
龍言の近くに「里山十帖」がありますが
そちらのお宿もいつか行ってみたいなーと思いつつ
新潟はやっぱり遠いので、行けないだろうな。

そんなこんなで楽しい2泊3日のツアーでしたが
「龍言」に限って言えば
私個人的には食事がとても残念でした。
 
ただ新潟という土地柄
宿のコンセプト
この価格帯を考えると
これが精一杯なのかもしれません。
 
「ryugon」好みの分かれるお宿だと思います。
 

コメント一覧

でこ
おむころさんへ
こんにちは。もう元気です!復活しました。
ありがとうございます。
おむころさん、子供さんと接するお仕事なんですね!
それでも感染しないのはきっと免疫力が高いんだと
思います。私は最近歳を感じます…涙

そうです!同じ時期に「里親十帖」行かれてましたね!
あらためてブログを見さていただきましたが
やっぱり素敵!!
リュウゴンより洋の雰囲気が強いですね。
ご飯も美味しそうだし〜〜
ちなみにガイドさんもでしたが
添乗員さんも里山十帖知らなかったです。
おむころさんも行かれた雲洞庵の駐車場で
「ここから里山十帖近いですよね?」って聞いたんです。
「里山十帖?このあたりはみんな「里山」ですよ」とかなんとか
ちんぷんかんぷんな返事が返ってきました。苦笑

おむころさん、あちこち行かれてますねー
私もがんばろ!?笑笑
おむころ
でこさん、こんばんは。

インフル大変でしたね。私はまだ孫はいないのですが、仕事柄おちびさんたちと接することが多いので、毎年冷や冷やするのですがもらわないですねぇ。私の仕事はおちびさんと会うと言っても一期一会のようなものなので、お孫ちゃんとのような距離感よりはずっとずーっと離れているからだと思います。

確か同じころに新潟にいらしていたんですよね。
でこさんが書かれていた里山十帖に私は行って来ましたが、清津峡も行こうかなと思っていたんですよ!最近は10年後に行かれなくなっていそうなところに行くようにしています。ですからこのときは、トレッキングコースから清津川を眺めたのでした。

ryugonははお食事が残念でしたか…。お部屋や建物はステキなのに残念ですねぇ。

しかし、驚いたのはガイドさんが里山十帖を知らないこと!こんな有名なお宿をご存じないとは。

100%のでこさんになるまで、充分にお大事になさってくださいね。
でこ
REIさんへ
自然には勝てませんもんね・・・
でも飛行機とお宿で28000円!
なんてお得な~~~~~
そのお値段なら何度も行けますよねー

先日の寒波の時、知り合いが蔵王へ行くツアーに参加して
帰りの午前の飛行機が飛ばず、午後に振替になったそうで
でも4人だけ席が足らずに乗れなくて
たまたま知り合い達が4人グループだったので
添乗員に頼まれて、翌日の飛行機になったそうです。
そういう場合の宿泊代って自腹なんですね!
聞いてびっくりしました。
旅行社が頼んでおきながら旅行社はお金を出さないって・・・
覚えておかなくては~~苦笑
REI
でこさん早速お返事いただきありがとうございます。
長崎は12月後半に寒波が来た日で、空港からのバスが運休して
長崎駅に行くのに時間がかかりさんざんでした。
お宿はルークプラザホテルというところで、唯一良かったのは
高台から見下ろす 世界新三大夜景の長崎市街がとても
きれいだったことでしょうか。
飛行機とお宿で28000円!くらいだったのもお得でした
しかもクーポン券も頂けました。
昨年はこんな感じの飛行機とお宿のセットは3回行きました。
今年は、もうちょっと奮発したお宿に行きたいです。

でこさん箱根いいですね。お宿を想像しながら、ブログが上がる日を楽しみにしています。
でこ
REIさん~ご無沙汰してます。
お元気でしたか?
12月、長崎に行かれましたか?

REIさん、お孫ちゃんからコロナを!!
それは災難でしたねー(^^;)
でもわかります!!咳も飛沫も遠慮なく
降り注いできますもんね~苦笑
感染しない方がおかしいですもん。

2月の予定無し。
確かに先見の明があったのかもしれません。笑

「里山十帖」地図で見ると「龍言」から近くだったので
ガイドさんに聞いてみたら「里山十帖?そんな旅館知りません」と言われてしまって、驚きました。
観光バスのガイドさんは団体客相手だから
里山十帖なんか知らないのかしらん?!

青森屋と奥入瀬渓流の星野リゾートのツアー
よほど人気なのか今でも何度もパンフレットで
見かけますね!
どちらも宿も本当に良かったので、
REIさん、キャンセルが出て、行けるといいですねー

佳泉郷井づつや?知りません。。。
勉強不足だわ。あとでHP見ます!

インフルは完治してやっと今までの日常に戻りました。
復活最初のお宿は「箱根」です。
またアップしたら見にきてくださいね。
REI
でこさんお久しぶりです
遅くなりなしたが、今年も でこさんのブログ楽しみにして
おります、よろしくお願いいたします

孫からうつされる風邪 インフル、わかります
おチビちゃんから 咳、くしゃみ、鼻水 容赦なく
やってきますものね
私はコロナも孫からもらいました( ;∀;)

でこさん2月はどこも予定入れてないって言われてましたね
入れてたら インフルでキャンセルしなきゃでしたね
先見の明?があったのでしょうかね。

ryugon、気になってました、ブログ拝見して 私も奥飛騨に似ているなぁってちょっと思いました
建物は清潔感があって素敵な造りですね。行ってみたいです。
里山十帖も気になっています

清津狭もテレビで何度も見て行ってみたいところの一つです

コロナがだいぶ収まり 旅行が戻ってきていますね
弘前城の桜を見に行こうとして色々ツアーを見ましたが
殆どがキャンセル待ちになってて、、、
まあ取れなくてもいいかなと 青森屋、奥入瀬渓流の星野リゾートに宿泊するツアーをキャンセル待ちで予約しました
でこさんのブログを見て行きたい宿でしたので。
それと、4月に佳泉郷井づつやに予約してます。

でこさん春はどこかに予定されていますか
また行かれたブログ楽しみにしています
ではお体お大事にされて旅行行ける体力を回復してください。
でこ
hacoさんへ
おっしゃる通りです!
激安ツアーは別として、全体的に
ツアーは高く感じますねー
HPを見てその宿の正規料金がわかるので
余計思いますねー
先日届いたパンフレット、私の泊まりたいと
思っていた2つの宿に泊まるツアーなんですが
1人2泊で20万。
旦那と2人なら40万!!
さすがに考えてしまいました。😓
haco
でこさん
こんにちは。
コロナでツアー料金全額返金って、少し驚きました。
でも、キャンセル料を惜しんで参加してしまう人がいるかもしれないと考えると、全額返金のほうが安心ですね。
私も高齢の母との旅行はツアーが楽かなぁと探していますが、今はネットで簡単に宿が予約できるので、様々なオプション付きとは言え、ツアーが割高に思えてしまいます。
ただ、自分では選ばないような観光施設が意外に良かったりと、個人旅行とは違う楽しさもありますね(^^)。
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