しあわせ、たくさん!

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散歩もいっぱいします。Takusan散歩。

さち子さんと東八郎探偵(余話)

2024-05-07 05:00:48 | 写真

庭に、この花が咲いてます。




ヒメヒオウギ。




赤いのでよく目立ちますよ。




そして、今、


紅葉の葉っぱがとてもきれい。




虫がついてないからね。







※   ※   ※




さち子さんと東八郎探偵は、その後…。





きょうも、散歩に行くわ。





二人で一緒にね。




ああ。

お日様の光、





小鳥のさえずり





あなたはいつも私の隣にいる





いつも一緒よ






これからも毎日散歩に行こうね。東さん。








※   ※   ※



さち子さんと東八郎探偵シリーズはこれで終わりです。


シリアスな展開が頭をよぎったこともあったのだけれど、結局はこういう形になりました。


それでよかったなと思っています。



長らく見守ってくださって、どうもありがとうございました。


そしてまた、温かいコメントをどうもありがとうございました。










東探偵とさち子のある一日

2024-05-06 04:15:08 | 写真

昨日のブログのコメントで。fairy333さんから、リクエストがありました。こちら→


早速写真を撮りました。





今回はスライドショーにしてみたので、どうぞご覧ください。














シャクヤクを見に

2024-05-05 05:26:23 | 写真

シャクヤクを見に行きました。





3分咲きというところかな。






この赤いのが綺麗に咲いていました。





こちらもね。





全体としては、1週間後ぐらいに見ごろになるでしょうね。





※   ※   ※

フィギュア力作シリーズ第17弾。


題して「ふたり」。







朝日に浮かび上がるシルエットです。






さち子さんと東八郎探偵のデート(1)

2024-05-04 05:00:04 | 写真
今日は東さんとデートよ。





うれしいな。





お弁当はないけど、山の空気をいっぱい吸いましょうね。





さあ、行きましょう。





どて!






えへ、張り切りすぎちゃった。







※   ※   ※


フィギュア力作シリーズ第16弾でした。


フィギュア力作シリーズ早くも復活できました。


西風さんから、同じフィギュアでも背景を変えて撮れる、とアドバイスをいただき、「おう、それだ!」と思いました。



復活第一作目は、さち子さんと東八郎探偵のデートです。


こんな情景を見たいなと思いながら撮りましたよ。







8マン(エイトマン)最終回について

2024-05-03 05:14:12 | 写真

今日は『8マン』の最終回について書きたいと思います。


『8マン』の最終回は実は二つあるんです。

(原作者の小説の最終回も入れて三つという説もあります。)



『8マン』の作画ををしていた桑田次郎氏が、銃刀法違反で逮捕されて急遽「少年マガジン」に連載されていた『8マン』は打ち切りになったんです。


そのとき、桑田次郎氏のアシスタントが最終回を描いて「少年マガジン」に載ったそうです。


その後、『8マン』が単行本化や文庫本化されるときに、その最終回の部分が桑田次郎氏の筆ではないということで載せられませんでした。


だから、「少年マガジン」に載ったこの最終回のみは、手に入らないんです。



『8マン』の最後のお話は、「魔人コズマ」でした。


この文庫本に載っています。





桑田次郎氏が描いた部分(最終回を含まず)は次の通りです。


東八郎探偵がさち子さんに、正体を知られてしまうところです。




















そして、東八郎探偵は、心の中でさち子さんに別れを告げ、決死の覚悟で魔人コズマとの死闘に赴くのです。





魔人コズマとの戦いの部分は省略します。

魔人コズマは、まさに名前通り、魔人。恐ろしいやつでした。


そして、「少年マガジン」に連載されていた、逮捕される前の桑田次郎氏が描いた最後の2ページが次です。







ここで桑田次郎氏が逮捕されます。


最終回はアシスタントの人が書きました。



楠たかはる氏という方ですね。



この「少年マガジン」に掲載された最終回は、この「完全版」に収録されているそうです。










しかし、この本は絶版。


手に入りません。


そう、幻の最終回なのです。



しかし、インターネットを探して、何とか見つけたのが、次の1ページ。


これが、「少年マガジン」に1965年に掲載された、真の最終回の最後のページなのです。



ご覧ください。






ああ。切ないです。


魔人コズマを何とかやっつけた8マン、東八郎は、さち子さんのいる探偵事務所まで戻ってきたのに、そしてドアのノブに手をかけたのに、ドアを開けることはできずに、黙って去ってしまうのです。


切ない別れです。


切ないがゆえに、心に残ります。




もしかしたら、この後どこかで、さち子さんと東八郎探偵はまた出会うことがあるかもしれない。



そんなことを想像するのだって自由です。



だから私は、このアシスタントの人が書いた最終回が好きです。




※   ※   ※


桑田二郎(改名)氏本人が逮捕されて以来20年以上たってから書いたもう一つの最終回は、単行本や文庫本に収録されているので見ることができます。


でも私はこれが嫌いです。



それは次のものなんですが、




暗い。暗すぎます。



>私の女性秘書ーー若い娘の驚愕と恐怖に満ちた眼差しの記憶が錨と化して私の足を引き止めた。


この文がまずおかしいでしょう。


さち子さんの気持ちになってみれば、【恐怖】ではないはずです。

そうですねえ。【絶望】でしょうか。



そして、この第2の最終回の東八郎探偵は、最後に事務所の窓の明かりを見るだけで、ドアのところまではいかないんです。

そして、

>その後、二度と彼ら、探偵事務所の関係者達とは会っていない。

こう言い切ってしまうと、「その後さちこさんと再び会うことがあったかもしれない」という淡い想像さえ入れる余地がなくなってしまいます。



桑田二郎氏の画風があまりにも変わり切ってしまった、ということにも違和感を感じます。




「少年マガジン」に掲載された最終回こそ、名作だと思います。

こちらを、収録してほしいと思います。




以上、長くなりました。

最後まで見てくださった皆様に感謝いたします。