タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ カツラの鉢植え紅葉 ≫

P1010624_1P1000600_1
 今年の道東は、6月が低温多雨、7月に持ち直して、8月は猛暑、と異常気象だったせいか、鉢植えのカツラが、既に紅葉の真っ盛りになっている。
 左は、8月28日撮影。右は、5月16日撮影、5月19日に≪カツラの庭植えと鉢植え≫として投稿。植え替えの必要があったのだが、退職しても、毎日が日曜日どころではなく、4月からずっと多忙で、雨の日以外はほとんど戸外の労働に従事していたので、とうとう植え替えの時期を失してしまった。早々と紅葉したのは根詰まりの影響もあるかもしれない。時間がもっと欲しい
 ともかくも、剪定と葉刈りで、樹高は5月のときと変わっていない。樹勢が衰えていることは明らかなので、来春は植え替えが必須である。それにしても、この時期はずれの見事な紅葉に、女房の「早く写真を撮りなさいよ」という言葉にせかされて撮影したが、このように赤い色は初めての経験である。
 自然の山地でのカツラの見所は、早春の樹林の新緑に一際映える独特の赤みがかった新葉であるが、秋の黄色がかった紅葉も見事である。ハウチワカエデやヤマモミジの紅葉とは異なった趣がある。大木になっても、大枝も小枝も張り方が細やかで、葉の形も小さく、独特の匂いを発する。庭木として植栽したい誘惑に駆られるが、狭い庭では無理だろう。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「園  芸」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事