タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪秋蒔き小麦の刈り取りから乾燥保管まで(11年)≫

P1200130 八月五日に田舎家に軽トラックで出かけた目的は小麦の撮影ではなかったが、八月三日投稿のブログ記事≪伐採木整理の余禄(さくらの滝と小麦畑)≫で、「収穫の時期は近い」と記した七月三十日現在の秋蒔き小麦が、好天に恵まれ、一週間でもう収穫の盛期を過ぎようとしていて、刈り取りと脱穀を同時に行う大型コンバインをカメラに収めようとしばし時間を費やした。
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 コンバインは、畑の縁から中心部へ向かって周回し、先端のロータリー切り刃で小麦を刈り取り内部で脱穀、不要な部分をリヤ下部から排出しながら前進する。貯留槽が満杯になるとトラックの荷台に円筒をかざして小麦粒を移出する。
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 小麦粒を満載したトラックは地域の麦カントリーエレベーターに搬送、計量と品質検査用サンプル採取を受け搬入口(写真下段<右>の黒い部分、右端に見えるのは計量を待つトラック)に入る。麦カントリーエレベーターでは、エレベーターで中心部に運ばれ殻を擦り除かれた小麦粒を乾燥タワー部に保管する。刈り取りから保管まで大がかりなシステムが導入され、農業が個人的営農から組織的経営に変化したことを実感した。

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