タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<「男鹿の滝」を見に行ってきたよ>

<斜里川源流部右岸五の沢にある「男鹿の滝」全貌>

 8月2日、 故郷の集落の旧宅地へラズベリーとフサスグリの実を摘みに出かけたついでに、久しぶりに斜里川源流部近くまで足を伸ばし「男鹿の滝」を訪れた。帰路、 午後1時 55 分、駐車場を発進してじきに林道縁で小熊を発見、車を止めると小熊は慌てて急斜面の薮に駆け上がって姿を消した。小熊の近くには必ず母熊がいるので、 早々に現場を立ち去った。「熊 クマ 出没・きけん 注意」の看板どおり、ヒグマとの遭遇の危険を身をもって体験した。

<男鹿の滝> 斜里川源流部右岸、五の沢にある滝で、一帯は斜里川道立自然公園に指定されている。南斜里岳山麓の岩石帯から大量の伏流水が湧出、落差 25~30 メートルの複数の滝を構成し、滝の上部には水流がない。
 清里町から道道1115 (摩周湖斜里線) を裏摩周に向かって南進、緑町市街から4キロの地点で左折し斜里川林道に入る。舗装路を7キロ走行、アタックチャ川林道との合流点からは幅員の狭い砂利道となり、9キロ進むと「男鹿の滝」入り口の駐車場に至る。 ここから遊歩道を 400 メートル歩くと、 滝が姿を現す。

<二の沢林道> 二の沢林道は、「男鹿の滝」入り口から北東に 1.5 キロ進むと、サマッケヌプリ山と南斜里岳を結ぶ尾根に行き当たって、方向を南に変える。 0.5 キロ南下し今度は方向を西に変え、四の沢源流部を巻いてサマッケヌプリ山の山腹を3キロ進むと、標津岳頂上から鋭く切れ落ちる北壁中心部の沢を源流とする二の沢川の中流域に達する。「五の沢の上流に二の沢林道?」と訝しく思う向きがあるかもしれないが、この二の沢川中流部から大きく左に回り込んで五の沢に達する林道、ということだろう。

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