タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<「さくらの滝」でサクラマスが大ジャンプ>

<斜里川中流域の「さくらの滝」>

 さくらの滝(落差 3.7 メートル)
 斜里郡清里町川向(「青葉」は誤りで「川向」が正しい)
 8月2日午後1時 15~25 分撮影

 サクラマスは、4~5月に海から川に入り下流域で淡水に適応し、6~8月に産卵場所を求めて上流域に向かって遡上する。6月はまだ体色は銀色だが、7~8月はいわゆる婚姻色を呈する。
 斜里川本流を遡上してきたサクラマスは「さくらの滝」に遮られジャンプを繰り返すが、滝を越えられるサクラマスは少ないため、上流域でのヤマメの魚影も少ない。理由は不明だが、支流のアタックチャ川上流でダム工事が行われた期間、ヤマメの放流が行われ、本支流ともに釣り人で賑わった。しかし、ダム完成と同時に放流も中止され、今は圧倒的にオショロコマ優勢となって、川は自然の生態系を取り戻している。放流魚は定着しなかったのである。

<「さくらの滝」へのアクセス> 清里町から道道1115 (摩周湖斜里線) を裏摩周に向かって南進、札弦の市街から5キロ、青葉会館のある町道との交差点(路側帯に案内板がある)を左折、じきに斜里川支流の札鶴川に架かる橋を通過、500 メートル先で斜里川本流に架かる橋を通過してすぐ丁字路交差点を右折。左手に小麦・馬鈴薯畑を眺めながら 1.7 キロ走行 (途中から砂利道)、案内板に従い右折すると駐車場がある。

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