タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

メルケル独首相「難民受け入れ」抑制に軌道修正

<州議会選挙を前に世論を意識し難民受け入れを抑制>

※ 画像は、上掲『讀賣新聞』から転載。

 メルケル独首相は年頭演説で、 ドイツは強い国・世界に開かれた国・難民は仲間・受け入れはチャンス・やり遂げる、と大見栄を張った。 極楽赤トンボ 名誉教授大先生はこれをヨイショし、 素晴らしい「人類の進むべき道」と最大限の賛辞を送り、 安倍首相の年頭所感を「大衆におもねる政治的発言」と虚仮にした。
 わずか1か月後だよ、 メルケル首相は、 拒絶へと世論が変化する中で州議会選挙を意識して「難民受け入れ抑制」と抜かした。 選挙を前に大衆におもねって「毅然とした表明」を反故にしたのだ。 さあ、 大先生、 どうする。 きれい事の Humanismus で難問が解決できるなら、 誰も苦労はしない。 難民に期待を抱かせておいて、 都合が悪くなると恥も外聞もなく「内戦が終わればすぐ帰ってくれ、 居住は認めない」では無責任だろう。 それでも「人類の進むべき道」かね、大先生。
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