タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ オンコの剪定(3)(08年) ≫

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 9月4日、最高気温27.6℃の中でオンコの≪剪定(3)≫を始めた。9月の釧路としてはまれな暑さである。脚立の上でオンコの枝葉と終日向かい合い、目眩を感じた。翌5日は、最高24.2℃と気温が下がり、同時に、作業位置が低くなり剪定は楽だった。6日の最高気温は22.1℃、さわやかな涼風に作業がはかどり、意外に早く、丸三日かからないで、午後二時に≪剪定(3)≫を終了した。
 このオンコは、丈も横幅も我が家の庭で二番目の大物だが、東南の角地に植わっているため、道路側を剪定するときは、東側に脚立を置くスペースを十分確保できず、きわどい作業を強いられる。P1000097
 堂々とした立派な樹形だが、欠点は、頭部を支える枝の均整がとれないことである。母も長年、この頭部の枝の処理に悩んだようだ。欠点を矯正しようと、七年前に、左側の枝を抜きすぎて、右下がりにバランスを完全に崩した。
 剪定を引き継いだ私は、残された左側の枝を数本、毎年少しずつ紐で引き下げ、五年かけてようやく、水平に左右のバランスを取り戻すことができた。
 しかし、今度は右側に膨らんだ枝の形が気に入らない。思い切って先端三分の一を二本切り取った。根本的には、この枝を抜くのがよいのだが、そうすると頭全体の円形が崩れてしまう。別の枝から気長に小枝を伸ばし、少しずつ処理するしかないだろう。

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