タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪北海道内28市長の給与(2010年分)(11年)≫

P1120234P1210924_2 七月四日、北海道内35市のうち、28市長2010年分所得(給与・その他の一覧表=写真中段は、7月4日付『北海道新聞』夕刊・第3面から切り取り台紙に貼って転写。写真上段は前年の一覧表)が公開された。昨年の途中で市長が交代した帯広・網走・名寄・北斗の四市、及び今年になって交代した室蘭・滝川・砂川の三市は、条例の規定で現・前市長ともに公開の対象から外れる。
 2010年は、人事院勧告に沿って期末手当を削減する市が相次いだため、給与が減額となる市長が多かったが、財政難に喘ぐ釧路市では、職員の不祥事による市長給料削減も重なって1,534万円から1,278万円へと大幅な減額となった。市長も市職員も身の丈に見合った給与を支払われて当然だ。
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 給与が最も少なかったのは、財政再生団体指定の夕張市(市役所庁舎=写真下段<左>は、ブログ「Eastern Quails-北海道212市町村+α庁舎の旅」から転載)の254万円、次いで早期健全化団体の歌志内市(市役所庁舎=写真下段<中>は同ブログから転載)の616万円、さらに赤平市(市役所庁舎=写真下段<右>は同ブログから転載)の660万円と続く。最も多かったのは政令指定都市札幌の1,611万円で、これは北海道知事の1411万円(道道陥没事故の監督責任による減給10%を含む)よりはるかに多い。札幌市は財政的にそれほど豊かなのか?

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