陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

マンボウ皿が愉快/回顧展No.37

2024-05-15 22:11:30 | 作品回顧展 シリーズ
 
二つの陶芸ランキングに参加してます。
応援クリックしてね! この ↓↓ バナーをポチっとね。


にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村  陶芸ランキング


 ■ マンボウ皿が愉快/作品回顧展No.37

二期生の生徒さんも長く通ってくれた。
東京の教室は男性が多いが、こちらは女性が大半。
教室を開いた当初は女性の生徒さんばかりだった。
30歳前後の女性が多かった。最初の生徒さんの真紀ちゃんの
友達も沢山入会してくれた。センスのいいお友達が多かった。
その内に、男性もぼちぼちと入会してくれるようになった。
熱心に長く通ってくれたのが、今回の男生徒の遠藤さん。
手びねりでは「ハクション大魔王の壺」を作ったり、
ろくろでも大小のさまざまな食器を作っていた。
海釣りも趣味の一つで、食器にも魚たちを描いていた。





「マンボウのお皿」などがコミックで愉快だ。
この当時、佐伯市蒲江の県営の「マリンカルチャーセンター」に
マンボウが飼われていた。2023年に閉館されたようだが、
マンボウはどうなったのだろう。遠藤さんの「マンボウ皿」を
この水族館のお土産品にするといいのにと思ったことがある。
楕円皿には海老がたくさん跳ねてますが、中央のお魚は
シロギスのようだ。このお魚が他の中皿にも沢山描かれていた。
中皿も下の楕円形のカレー皿もタタラ作り。

 


遠藤さんが入会の切っ掛けになったのが足立さんの次の作品です。
軽妙なタッチで描いた可愛いお魚の呉須絵です。足立さんは当時釣具店に勤務。





遠藤さんはろくろも大変上手になり、金魚鉢のような大鉢なども作っていた。
その内に回顧展にも素敵などんぶりや、焼き締めの大鉢などが登場する。
今回は魚シリーズを制作してた頃の初期のマグカップをアップしよう。
海老には白化粧土を象嵌している。上のマンボウのお皿は呉須で描いている。


 

 


陶芸を再開するようなことも言っていたがその後はご無沙汰している。
もう一つの趣味の魚釣りもご無沙汰してるようだ。多忙なのだろう。
当時は芸術の専門大学の音楽の准教授だった。今は教授になつている。
「千の風」の秋川雅史とバスケット部で一緒にプレイをしたとも言っていた。

私とは次のような奇縁もあった。東京でつながっていた。
遠藤さんの大学時代の恩師が、何と私の上司の娘さんであった。
私の結婚式の時に仲人をしてもらった上司だったのだ。

また、私には遠縁に洋画家がいて、その人の油絵を
上司が自宅を新築した際に買ってもらったことがあるが、
その絵はその娘さんが選んだ絵だったそうだ。応接間に飾られていた。
娘さんと言っても作曲理論の分野で活躍している学識者である。

遠藤さんとは広い東京でそんな縁でつながっていたのだ。
こんな縁に出会うことが長い人生においてはちょくちょくある。
そういう意味でも真っ直ぐに歩いて行くことが大切だろう。




 ※ 生徒さんへ
  明日の 16日(木)の夜に素焼きを行います。
  19日(日)から釉掛けが出来ますので釉掛けに来て下さい。
  本焼きは 26日(日)の夜の予定です。



大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
下記の教室案内をクリックしてご覧下さい。


こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
第二版のリユース本には当時、5,000円のプレミアムが付きました!!
最近では、7,282円まで高騰しています。不朽の名著に・・・。

<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


≪陶芸の基本シリーズ連載記念の特典≫
自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版の在庫も残り少なくなりました。
ほしい方がおられましたら出精価格でお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円にします。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



↓↓ 励ましにクリックしてあげてね!!
皆さんの 1日 1回の励ましのクリックが 10ポイントになります。
にほんブログ村 陶芸ランキングが 2/488 位。人気陶芸ランキングが 3/122 位です。


にほんブログ村   人気ブログランキング


 ※ 上記の「ランキングバナー」は誰でも自由に押せます。よろしく!
   下の “いいね” などの「リアクションボタン」の方は、
2020年頃から表示設定をしましたが、Goo-ブロガーさんしか押せません。

  自由に押せるといいのですがね・・・。教室の生徒さんも押せないので残念がっています。

 私のブログは陶芸ジャンルですので、Goo-ブロガーさんの訪問が少なく、
  多くても一日 20人くらいの感じですが、Goo-ブロガーさんからいただく “いいね” などの
リアクションは生徒さんたちの励みにもなっています。ありがとうございます!


コメント    この記事についてブログを書く
« 「兜」に「鯉のぼり」/回顧... | トップ | 素焼き後の窯出し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

作品回顧展 シリーズ」カテゴリの最新記事