日々のデキゴト

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Time goes by

2024-04-14 18:40:01 | 日々ノコト
今年も首都圏の桜の季節が終わりを迎えていますね。
今年の桜前線は、前後の不規則な気候のせいで例年より遅くなり、卒業式よりは入学式を桜と共に迎えた方が多かったんじゃないでしょうか。
私も毎年何らかの花見の話を記事にしていますが、このブログでは定番になった調布市野川の桜について触れようと思います。

先に言うと、今年も野川のライトアップは中止でした。

野川の桜ライトアップ2024 開催中止のお知らせ(株式会社 アークシステム)

もう当面の何年かは開催されないような気がします。
リンク先にもあるように、近年は桜の老齢化が進み、間伐された木も目立ってきました。

今年の野川の桜


2011年のほぼ同じアングルからの桜


一目瞭然ですよね。
ちなみにこのアングルは、2004年発売された平井堅さんの「瞳をとじて」のMVでも使われています。(リンク先MVの3:40前後。この頃が最盛期でしょうか。)

とはいえ、冒頭の写真のようにたくさん咲き誇っている箇所もまだかなりあり、昼間のお花見は十分楽しめます。
今年見に行ったのが、4/7だったんですが、お花見に来ている人たちもたくさん居ました。


野川の桜は、テレビで取り上げられるようになるまで(確かマツコ・デラックスさんの番組がきっかけだったかと思います)、知る人ぞ知るといった桜の名所で、地元の人とごく少数の外部の人しか来ない穴場スポットでした。
ライトアップの時でさえ、大行列になったりすることなく、みんなで「桜きれいですねぇ」なんて知らない人と話ながら眺めるようなイベントでした。
コロナ直前では、もう寿司詰め状態で落ち着いて夜桜を楽しむような雰囲気ではなくなっていましたし、自分も前々から懸念していた老木化が進み、コロナがダメ押ししたような形になってしまいました。
河川脇の桜並木は河川法の制約もあって植え替えも一筋縄ではいかないと聞きますし、後世に残せる景色となれるかは、余談を許さない状況のように感じます。
時の流れは厳しいですね。
だからこそ、一期一会の気持ちを大切に、前を向いていかないといけないと改めて思います。
(なぜか煉獄さんの言葉を思い出します。)

記事の最後に、私が観に行った野川の景色の中で特に美しかった写真を何枚か載せておきます。
2009~2013年のモノです。

川鵜です。当時はたまに来ていましたが、かれこれ10年は見かけていません。


2012か2013年のライトアップ時の写真


同上、別の個所から



末尾に。なんとなくE.L.T「Time goes by」

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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MASHさんへ (ゆめ)
2024-04-15 18:55:07
やはりライトアップされた桜がきれいですね
でも、桜の木自身?にとってはどうなのでしょう
市内にも桜の名所といわれる箇所がいくつかありますが、やはり老木となって、幹から切断されたりしています
枝垂桜も長生きさせるためには枝を切り落としたりしています
桜が終わったら、つつじや藤の季節でしょうか
今年は顔の皮膚の疾患で紫外線を避ければいけないので、これからの季節はおとなしく、冬眠ならぬ「夏眠」をせねば
時の流れに身を任せ (MASH)
2024-04-16 02:11:21
若いころは、桜の景色は何年経っても美しいものだと思っていたし、当たり前と思っていたものが、決して当たり前のものではないんだと気づく頃には30歳ぐらいになっていた気がします。
樹木の剪定はきちんと育てるのにはとても大事ですが、剪定の仕方でその後の方向性が決まるので、難しいですね。
方向性を定めて、重荷になるものをあきらめるというのは、なんだか人生に似ている気がします。
皮膚疾患は当人にしか分からない辛さがあると思うので、なるべくストレスをためないよう、自分に甘く過ごして、はやく寛解されますように。

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