八潮南高

経営者と模擬面接　　「解禁」前に　八潮南高
　八潮市南川崎の県立八潮南高校（松村和則校長、生徒５０１人）で２０日、就職希望の３年生を対象に、市内の企業経営者らを面接官役にした模擬面接が行われた。

企業経営者の模擬面接を受ける生徒（２０日、県立八潮南高で）
　９月１６日の高校生就職採用試験解禁を前に、元ＩＴ企業社長の松村校長が発案した初の試み。八潮ロータリークラブの協力で、メンバー８人が３組に分かれ、１７人の生徒を１人ずつ面接した。商業科３年の池田雅人さん（１８）（三郷市鷹野）は「実際の経営者の面接で緊張しましたが、自分の意見を言えて落ち着きました。この経験を生かし、簿記やＰＣの資格をアピールして採用を勝ち取りたい」と話していた。
　埼玉労働局によると、来春の高校新卒者向けの求人数は、７月１６日現在で前年同期比７・０％減の４７４１人と、昨年度に引き続き厳しい状況。就職希望者は５月１５日現在、同７・６％減の７１４３人だった。
（2010年8月21日 読売新聞）


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