やまねこの日記

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音楽 作詞の虎の巻 自分用メモ② 詞は受け手のもの

2024-05-10 19:45:16 | 音楽

2.詞は受け手のもの

 

 ・詞は自分の手から離れた瞬間から受け手のものになります。

           

 

●自分のイメージと受け手のイメージはちがう。

 ・次の詞を読んでみてください。どんなイメージが浮かびますか?

   見上げる空に浮かぶ白い雲 風が吹き抜けていく

 

  みなさんは、どのような「空」と「雲」、そして「風」を想像しましたか?

  大草原の真ん中で風を感じている場面をイメージする人もいれば、

            

  南の島でバカンスしてる人、いつもの帰り道を思い浮かべる人もいるかもしれません。

                 

  このように、同じフレーズでも受け手によって思い浮かべるイメー ジが変わりますよね。

  詞を書いていると、どうしても自分のイメージを細かく伝えたくなります。

  しかし、言葉でイメージを限定すると、受け手の想像の幅 がせまくなってしまいます。

  結果、つまらない詞へと変貌してしまうのです。

                                                    

  詞はシンプルで大きなイメージであればあるほど、 それだけいろいろな想像へと広がっていきま  

  す。

 

●感情移入できるかがポイント

 ZARDの「負けないで」という曲がありますね。

                   

 とてもシンプルなタイトルなのに、多くの人の共感を得ています。

 この曲が共感を得ている理由は、多くの人にとって感情移入ができるからです。

 「大会を前にしたアスリート」、受験を控えた学生」、

 「会社で仕事がうまくいかないサラリーマン」、「恋愛に悩んでいる女性」、

                                  

 どのような立場の人にもこの「負けないで」というメッセージが響くのです。

 つまり共感を得てもらうには、

 どれだけ多くの人が「自分を重ね合わせることができるか」がポイントになります。

 作者にとっては、かなりシンプルに思える言葉やフレーズでも、

 受け手にとっては大きな励みになったりするものです。

                                               

●まとめ 

 自分にとっては単純な表現でも、受け手にとっては大きく想像がふくらむ。

 あまり考えこまず「受け手に任せてみよう!」

                                          

 


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