飄々と振舞うとは「周りの目をあまり気にせずに堂々と振る舞う」ことという。そんな飄々と過された方が亡くなった。
10年以上前に「私は自由に過ごして体調を崩しました」「体調が良い時のみ果物屋さんの手伝いをするんですよ」と。しかしその後の多くの時間は家で休んでおられるか、近くの知人と歌声お茶屋さん、または体調不良入院されていた。
それでも住まいのある東京都から山口県へ、孫の「お食初め」には体調を整えて旅された。その後その孫は小学校へ入学、一年一年過ぎて、高学年になっている。2人の子供さんには6人のお孫さん、「6人目のもうすぐ1才になる孫にも会えた」と話されていたと。
体調を崩されてからも自分の生活リズムをつくり飄々と生活された。そうして孫たちのもう一人のおじいさんであるその方が、亡くなられたのは4月17日だった。享年77才。ご縁をいただいてありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。