【SILENCE】 2017/01/21公開 アメリカ 162分分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライヴァー、浅野忠信、キアラン・ハインズ、窪塚洋介、笈田ヨシ、塚本晋也、イッセー尾形、小松菜奈、加瀬亮、リーアム・ニーソン
なぜ弱きわれらが苦しむのか――
STORY:江戸幕府によるキリシタン弾圧が激しさを増していた17世紀。長崎で宣教師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)が捕まって棄教したとの知らせを受けた彼の弟子ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライヴァー)は、キチジロー(窪塚洋介)の協力で日本に潜入する。その後彼らは、隠れキリシタンと呼ばれる人々と出会い... (シネマトゥデイより)
遠藤周作の小説「沈黙」を長年映画化を熱望してきたマーティン・スコセッシ監督により映画化した歴史ヒューマン・ドラマ。17世紀のキリシタン弾圧が激しくなった江戸時代初期の長崎を舞台に、来日した宣教師の壮絶な葛藤を描した作品。
スコセッシ監督が原作との出会いから28年、ついに映画化したいう力の入った作品とのことで気合いれて観てきました。2時間半超えの長丁場でしたが最後まで見入ってしまいました。
今までにも外国人監督さんによる日本を舞台にした作品は多くありますが、とんでも日本が描かれてることも多いです。日本人キャストも多いというのもありますが、外国人の監督さんだということを忘れてしまうほどしっかりとした日本が描かれていて、さすが巨匠マーティン・スコセッシ監督!と思いましたわ。
内容が内容なだけに日本人やクリスチャンに対して描き方も難しいところですが、どちらにも配慮された感じで描かれてましたね。でも....棄教させるための拷問はつらいものがありました。実際にもああいったことが行われてたんでしょうかね...酷すぎる。
日本人キャストの皆さんも英語の発音をかなり勉強されたんでしょうね、自然に感じで聴けました。実話ではないとはいえ、実際はどこまで話せたんですかねぇ。わりと日本語も多かったので観やすかったですが、宣教師はポルトガルからきてて英語でいいのかなと思ったり 笑。
スパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールドもこんなに演技力あったんだー(ごめん)と思ってしまったほどの熱演で良かったです。ダークサイドにおちなかったアダム・ドライヴァーも好演。実はリーアム・ニーソンが出てるのを知らなくて冒頭に出てきてびっくり。後半での姿がクワイ=ガンぽくてニヤリとしてしまいました、、、。SW出演者が二人だー。
イッセーさんの井上様は一見やさしそうでやること冷酷だわ~と思いつつなかなかのハマリ役でした。浅野さんもロドリゴと仲間とでの話し方のギャップが良かった。窪塚くんー、何度裏切ってんだよーとツッコミ入れたくなったけどなんか憎めない役だよねと思ってしまった、、、。
ここまで日本原作ものを丁寧に描いてあって思ってた以上に良い作品でした。感動....というのとはちょっと違うけどすごい作品だなと思いましたね。エンドロールも虫の声から始まり波の音、カミナリの音と日本らしい音で締めくくられてたのが印象的でした。
が、しかし!!
一部気分ぶち壊しな所があったのが残念。みんな静かに観ていたのに....後半の一番大事なシーンで音も台詞もない沈黙なシーンでこともあろうか.....オヤジの豪快なイビキが響きわたっておりました 泣。あとは良かったんだけどなー、やられたよおっさん。
鑑賞日:2017/01/21
わたくし新年最初の映画がこれでした~
とにかく「凄い映画」の一言に尽きるね。
どのキャストもこれ以上ないハマリ役で見事だったし☆
あまりに見事で、長い映画だったけど全く感じないくらい~~寝るなんてもってのほかだわ!
ちなみに泳げない私は冒頭から息が苦しく、何時間でも泳いでいるパパンはトイレに行きたくなってモジモジしていたそうな(笑)
個人的にはこういう重い映画は好きですね。
自分の視野の狭さを正されているようで、世界の広さを痛感させられる作品でもありました。
BGMが自然音メインなのも良かったと思います。
キャスト陣の演技も素晴らしく…
特に日本人俳優の皆さんが熱演していました。
窪塚さんがとても印象的。
長いし盛り上がるものでもないですしね。
後半に差し掛かった頃から響いてましたよ 泣
本当に凄い!作品で感想をかくのが難しかったです。
キャストもみなさんハマリ役でしたし演技も素晴らしかったです。
パパンさんはそんなに泳げる方なんですかーすごい。
私は...苦手です。
うとうとするくらいだったらいいのですが、いびきだけはやめていただきたいです。せっかくのシーンとした場面でがっかりでした。
私も重い映画はきらいではありませんが、ブログにアップするのは本当に大変です。
本当に見ごたえのある作品でしたね。
見応えありましたね!
あまり音楽らしい音楽もない所も良かったですね。
日本人キャストのみなさんの演技は素晴らしかったです。
温泉の熱湯を浴びせるとか、逆さづりするにも耳を切って苦しみを長引かせるなんて・・・。実際の処刑方だといいます。
豪快なイビキをかいたオヤジを起こして、「沈黙」といえば愉快でしたね ("^ω^)・・・
どんなにつらかったか....
まったくイビキオヤジには沈黙の刑を!!
こちらが拷問でしたわ(^_^;)