【ORPHAN: FIRST KILL】
2023/03/31公開 アメリカ 99分 R15+
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン
この娘、
やっぱり変だ。
STORY:2007年。アメリカに暮らすオルブライト家に思いもよらぬ吉報が舞い込む。それは、4年前に6歳で行方不明になった愛娘のエスターが無事発見されたというものだった。しかし、ようやく再会した娘に対しどうしても違和感を拭えない母親のトリシアだったが... (allcinemaより)
『エスター』の前日譚となる衝撃の過去を描いたサイコ・スリラー。監督は『デビル・インサイド』『ザ・ボーイ ~人形少年の館~』のウィリアム・ブレント・ベル。
前作を観たのは13年前、まさかの2作目が観られることになるとは!! エスターを演じたイザベル・ファーマンも今は26歳というから月日は早い。当時10歳の子が33歳を演じてたのもびっくりだけど、2作目は23歳(撮影当時)が10歳の子を演じるのもまたまたびっくり。しかもいざ観たら全く違和感ないからさらに驚く!! 前作を観た時はこんな衝撃的な役を演じちゃった彼女の将来を心配したなぁ...
前作のラストで衝撃的な真実に驚いたけれど、2作目は正体がわかっていても面白い。そして、前作にうまいこと繋げたなーという感じ。今回もエスターvs家族の展開ではあるけれど良い意味での思ってたのと違う展開だった。この家族の秘密もなかなかの衝撃的、で、なぜかエスターを応援したくなるという 笑。
エスターの身長を小さく見せるために、共演者が厚底ブーツをはいたり、強制遠近法とかアングルを変えて撮影したりと工夫されているのも面白い。CGで何でもできちゃう時代なのにあえてしないのがリアル感あって良かったのかも。
エスターは恐ろしい子だけど、彼女の立場としてはなんか不憫な子に思ってしまうのよね。いつまでたっても恋愛ができないなんて切なすぎる。ブチ切れちゃうのもわかるような気もする。演じたイザベル・ファーマンはちゃんと大人になってるから良かった。
鑑賞日:2023/04/01