☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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「クライ・マッチョ」

2022年01月15日 | ★★★+++

【CRY MACHO】
2022/01/14公開 アメリカ 104分
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン、ドワイト・ヨアカム、フェルナンダ・ウレホラ

誘拐した男と、さらわれた少年。
逃亡の果てに二人が見つけた“生きる”道とは―。

STORY:アメリカのテキサス州。孤独に暮らす元ロデオスターのマイク。ある日、元雇い主から、別れた妻のもとで荒んだ生活を送る息子のラフォをメキシコから連れ戻してほしいと依頼される。半ば誘拐のような訳あり仕事だったが、渋々ながらも引き受けたマイク。いざメキシコへ来てみると、ラフォは母親に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリ“マッチョ”を相棒にストリートで生きていた... (allcinemaより)

クリント・イーストウッドの監督デビュー50周年で、40作目の作品。N・リチャード・ナッシュの同名小説を監督・主演で映画化したロード・ムービー。落ちぶれた元ロデオスターが、友人の不良息子をメキシコから連れ帰る長い旅路を描く。

イーストウッド監督作品にハズレなし...は今作も。でもこれまでとはちょっと違った雰囲気がある。キャッチコピーが誘拐した男とさらわれた少年...とあるけど、誘拐とはちょっと違うし、少年は自らマイクの車に忍び込んでるからね。少年・ラフォはあの母親に育てられたわりにはわりとイイ子だった。

マッチョ....闘鶏用のニワトリのことだった。このマッチョが二人のピンチという時に良い仕事をするのよね。マイクとラフォ、マッチョは、ラフォの母親による追手から逃げているんだけど、あまり緊張感がなく、逆にほのぼの感がある作品。途中の町ではある女性と出会いマイクのロマンスもあったり...イーストウッド爺はこれがやりたかったかなw。

マイクとラフォはおじいちゃんと孫...いや、ひいおじいちゃんとひ孫くらいの年の差。二人の会話は人生の大先輩からの若者へのメッセージが込められた感じで、観る側もいろいろと考えさせられる。ラフォを演じたエドゥアルド・ミネットがとても良かった。あの後のラフォはどういう人生を歩むのかな...。

この映画化の企画は40年前にあったそうだけど、まだマイクを演じるには若すぎるとのことで別の俳優で監督をするという話もあったけれど流れてしまったそう。2年前に検討して今に至り、確かに今の年齢のイーストウッドだからこそ心に残る作品になったんだと思う。

鑑賞日:2022/01/15


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