【BUTTERFLY ON A WHEEL】 2007年劇場未公開 カナダ/イギリス 95分
監督:マイク・バーカー
出演:ピアース・ブロスナン、ジェラルド・バトラー、マリア・ベロ、エマ・カーワンディ、クローデット・ミンク
Story:二ールとアビーは、娘のソフィーと共に、誰もが羨むほどの幸せな家庭を築いていた。ある週末、ソフィーをベビーシッターに預け、夫婦一緒に車で家を出たが、突然車の後部座席から見知らぬ男に銃を突きつけられ二人は凍りついてしまう。実はベビーシッターは彼の仲間で、娘を人質に取ったと言う男は、娘を無事戻してほしければ言う通りに動けと、次々と二ールたちに無理難題を押し付けてくる...
誰もが羨む幸せな家庭を築くニールとアビー。ある日、娘をベビーシッターに預けて車で家を出たら突然後部座席から見知らぬ男に銃を突きつけられる。実はベビーシッターとこの男はグルで娘は人質に・・・娘のためなら何でもするんだろーと無理難題を押しつけてくるのです。
謎の男が何者なのか全くわからないし、目的もわからないのとテンポよく進むので引き込まれてとても面白い作品でした。しかも豪華キャストなのに未公開なのがもったいないな。
全財産を引き出させそれを燃やしてしまったり、一銭も持ってない二人に金の工面をさせたりと娘のために一日中男に振り回されます。男の目的が全くわからず考えれば考えるほどわからなくなってくるのですが、後半でのどんでん返しはお見事でした。まさかそんな展開に行くとは・・・。最後に向かった場所ですべてがわかるのですが、テンポよく進むのとニールとアビーの行動に気を取られていたのでそこまで考えなかったー。
謎はすっきりしたのだけれど、気分的にはすっきりしない終わり方でした。すべてを知って2回目を観るとまた違った角度から観られて面白いかもしれません。実際、ちょっと観た。
ピアース・ブロスナンが謎の男で悪役なのですが、何かあった時に人質を殺ような極悪人じゃないなと思ってしまうところはちょっとマイナスかな。